こんにちは、愛花です。
今回は外飼いしていた猫を室内飼いにする時の方法です。
今まで外で飼っていたけど、近所迷惑や引っ越し、老猫になってきて心配…などの理由で今更だけど室内飼いにしようかと思ってみえる方は参考にして下さい。
室内飼いにしてから外に出たがる時にどうしたらいいかや賢い猫の脱走対策グッズも紹介します。
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猫を外飼いから室内飼いにすることは可能?
今まで猫を外で飼ってきたり家と外を自由に行き来できる状態にしてあったけど、いろんな事情で室内飼いを余儀なくされる場合や、室内飼いに変えたいという飼い主さんの気持ちで思い切って室内飼いに変更される方もいると思います。
でもそれって大変そう…
猫もストレス溜まるだろうし、
・家中がひっかき傷だらけにならないかな?
・トイレの躾はちゃんとできるかな?
・出たがる時はどうしたらいいんだろう?
・どの位の期間で慣れてくれるものなのかな?
飼い主さんも考えると不安になってきますよね。
でもそんな心配を乗り越え無事家飼いに成功したケースのアドバイスを紹介します。
一番重要なポイントは、家の中を快適にするようにしてあげる事です。
高さを工夫して安心できるスペースを確保
猫は縦運動が好きなので、部屋の中に段差を作って上に登れるようにしてあげましょう。家具の上にスペースやキャットタワーを用意してあげれば、最初は警戒して使っていなくてもそのうち使ってくれるようになります。そして安心できる場所が欲しいので、隠れる事のできるスペースも確保してあると良いですね。
許されるなら、猫用に1部屋用意できるとその方が猫も束縛感が少なく猫への負担が減少します。最初のうちは特に外に出ようと試みると思いますので、誰も居なくなってしまう時間やドアも開けてしまい目も離せない場合は、時間を決めてケージの中に入れて入れておきましょう。脱走クセが付いても困りますので。
トイレは猫トイレを快適な状態を保つ
トイレは匂いがするからと寒い場所や猫が好まない場所に置いたりすると、そこでしてくれなくなってしまう可能性もあります。猫砂をマメに変えて清潔感を保つようにしないと猫は嫌がるので気を付けて下さい。人目にさらされるのも好まないので、少し見えにくい工夫をしてあげると良いですよ。トイレの前に衝立などをおいてみたり、高さのある猫トイレの使用やフタが付いたタイプのトイレもあるので隠せない場合には使い勝手が良さそうです。
温度と湿度管理
人でもそうですが、猫によって快適と感じる温度にも差があります。部屋の中でしたら部屋の中で適温を見つけて移動できるようにしておくのが理想的です。
夏場なら暑い時間にタイマーでエアコンを付けたり、日があまり入りすぎないように配慮が必要です。特にケージの中に入れる場合は、ケージ内が暑くならないような場所に移動させてください。
冬場なら猫ベットに毛布を入れたり、湯たんぽなどを置くのも効果的ですよ。日当たりの良い場所でお昼寝できそうな快適空間を用意しておいてあげるのも喜びます。
部屋全体を暖め過ぎたり冷やしすぎたりすると、逃げ場がなく調節しにくいので暖かい場所と涼しい場所が選べれるようにしてあげると自分で調節します。
猫を室内飼いしてから外に出たがる時の対処法
快適な環境を提供しても、今まで自由に外に行けれていたのがいきなり行けれなくなるわけですから、猫自身もストレスが溜まって当たり前ですし外に出ようと頑張ると思いますので覚悟してください。
室内飼いに慣れるまでの期間も猫によって違うので、3か月くらいの場合もあれば年単位、もしくはずっとという事もあり得ます。
でも何らかの事情で室内飼いにすると決めたなら、根気比べ的な所もありますので「外に出たがって鳴き止まない」や「窓から出たそうにしている」事があってもすぐにくじけてはいけません。かわいそうと思って外に出してやると、いつまでも外での生活を忘れられないので、飼い主にとっても猫ちゃんにとっても苦しい時期が長引いてしまう事になります。
そういう時は、家の中も楽しいという方に意識を向けさせるようにして下さい。一緒に遊んであげるのも気が紛れて良いと思いますし、爪とぎを用意しておいてあげたり猫が興味を持ちそうなオモチャを置いておくのも良いと思います。
家で一緒に遊んであげたりすることで、外での生活を忘れて家の中が快適で過ごしやすい場所だという認識に変わってくれるまで頑張りましょう。
まだ避妊去勢手術をしていないのなら、タイミングを見てされると性格がおとなしくなることもあるので好都合かもしれません。子猫のうちは特に好奇心旺盛で外への興味も多いと思いますが、1年くらいして成猫になるころには落ち着いてくる場合が多いですので、最初は大変かと思いますが時間と共に家での生活に慣れてきますのでそれまでの辛抱です。
賢い猫ちゃんだと外での生活を忘れられず、ドアを閉めておいても自分で開けて脱走してしまう猫もいますので、飼い主さんが根気負けしてしまう場合は
・首輪に連絡先などが分かるようにしておく
・リードで散歩するようにする
事をおススメします。首輪に連絡先が書いてあれば飼い猫だという事が他の方にわかってもらえますし、何かあった時に連絡も入る確率が高まります。
知らない間に近所迷惑をかけている場合もあるかもしれませんし、迷子や交通事故にあった場合でも連絡があった方が飼い主としては嬉しいですよね。
もしくは、リードを付けて散歩するという形にすれば、猫だとあまりないケースかもしれませんが飼い主さんの管理下で安心でし、周りに迷惑をかけることもありません。でもこれだと飼い主さんも毎日散歩に連れて行く覚悟が必要となりますので、後で面倒になって辞めるくらいなら最初に頑張って室内飼いに慣らした方が良いです。
賢い猫でも逃げれない脱走対策グッズ紹介
猫ってその気になると結構いろんなことが出来るものですよね。ドアだって開けたりできるし、網戸だって破ったりします。細い隙間から抜け出したりもしますから、スキあらば脱走!タイプの猫にはかなり対策が必要です。
100均で揃えられるグッズを使って脱走対策している方がいますが、作りを甘くすると逃げられてしまう可能性もあります。ワイヤーネットと結束バンドやツッパリ棒を使って自作する場合のポイント
・隙間の無いように取り付ける
・十分な高さにする
・しっかり固定する
窓対策
換気をしたり風を通したい時などは窓を開けっ放しにしたいですよね。でも網戸だけにしておくといとも簡単に脱走されてしまいます。
ワイヤーネットを窓枠に差し込んで固定するのも良いんですが、もっと簡単に猫ちゃんが網戸を開けられなくできるグッズを発見しました。施錠と解錠が超簡単でネジもありますが両面テープでの取り付けもなかなかしっかりできるようで、外から網戸を開けれないというちょっとした防犯グッズにもなります。
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玄関対策
玄関は各家庭によって広さや通路が様々で、常に人の出入りもあることから完全に締め切るわけにもいきませんよね。来客がある時は見た目も気になるし、使い勝手が良く機能的でデザインの良いものを選びたい所です。
価格はお高めですが、組み立ても簡単で何より家にキズを付けなくても取り付けれるのが嬉しい!40日間の使用期間後も通り抜けるようなことがあったら全額返金してくれるという自信が無いとできない保証付きなのもすごいですね。
ねこ専用脱走防止扉【にゃんがーど】穴あけ不要の突っ張りタイプ(ドア フェンス ゲート ケージ 脱出防止 玄関 廊下 キッチン パーテーション パーティション 侵入防止 事故防止 飛び出し防止 賃貸 逃走防止)
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まとめ
外飼い猫を室内飼いにする場合は、家の中を快適な空間にするようにする事が大事です。
・高さを工夫して安心できるスペースを確保
・トイレは猫トイレを快適な状態を保つ
・温度と湿度管理
外に出たがる時の対処法
・徹底して絶対に外に出さない
・一緒に遊んであげて気を紛らわす
・避妊去勢手術をする
・散歩に連れて行くならリードを付けて毎日行く覚悟をする
脱走対策を自分で作る時のポイント
・隙間の無いように取り付ける
・十分な高さにする
・しっかり固定する
猫ちゃんに家の中の心地よさをわかってもらうまで気が抜けないかも知れませんが、外に行くと自由もあるかもしれませんが危険もいっぱいです。猫もストレスが溜まるとは思いますが安全のためと思って頑張ってください。
それではまた次回。