こんにちは、愛花です。
今回はお正月に彼の実家へ挨拶する時の着物についてです。
お正月らしく着物で彼の実家に挨拶に行きたいけれど、
相手の家族が引いてしまわないか心配
どんな着物なら大丈夫?
いつまでなら着物OKなの?
普段着ないだけにわからないことだらけですよね。
彼の両親の前で恥ずかしい想いをしなくて済むように参考にして下さいね。
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お正月に彼の実家に挨拶着物はやり過ぎ?
「着物は好きなので、せっかくだから正月に着たい!」と思っている方、私も同じです!
お正月は基本的に好きな色や柄の着物を着ていいんです。華やかであればお正月らしさが出て良いですよね。でも、彼の実家に行くとなるとやはり「何でもいい」とは言えません。
カウントダウンや初詣に一緒に行くカップルも多いですが、そのまま彼の実家に寄るという事もありますし、結婚を控えたカップルなら新年の挨拶に両家の家を訪問したりしますよね。自分の実家のお正月の過ごし方はわかっていても、彼の実家はわかりません。
きちんとした服装で新年を迎える家庭もあれば、寝正月でジャージ着てのんびりスタイルな家庭だってあります。
着物姿の女性が家に来てくれたら華やかでお正月らしい雰囲気が出て喜ばれそうですが、やはり正直なところ相手も気を遣われると思うのでそれを頭の片隅に置いてなるべく相手に気を遣わないように配慮することが大切です。
ですので着物に着慣れていなかったりするのがバレバレだと、「着物が汚れたら大変」と周りに迷惑をかけかねないので、着物での動きに慣れて動作や振る舞いに違和感を感じさせないように前もって練習しておく方が良いですね。
着物を着ても品よく動いている姿を見たら、相手の家族も安心してお正月気分を楽しめると思います。
着物を着ていくとやり過ぎかどうかは、各家庭のお正月の過ごし方や着物に対する感覚によるのであらかじめ彼に様子を聞いて、着物姿を歓迎してくれそうなら振袖でもいいですし、もう少し落ち着いた雰囲気で華やかさを演出するなら付け下げや色無地を選ばれた方が無難です。
着物でお正月の挨拶にふさわしい種類
基本的には独身女性は振袖を着ていいので、お正月にふさわしい着物として挙げられます。
ですが、
・振袖の柄がかわい過ぎて合わない気がする
・もう少し落ち着いた感じの着物が着たい
・彼の実家はあまり服にこだわりが無いので行き過ぎない着物選びをしたい
・相手の両親に気を遣わせたくない
・場違いな着物選びをしたくない
と振袖以外ならどんな種類を着たらいいか迷う方もいます。
自宅だけでしたら普段着用の着物でウールでもデニム着物でも構わないわけですが、彼の実家に挨拶に行くならそれではカジュアル過ぎてしまいます。彼との付き合いが長く相手のご両親とも良好な関係があってそれほど着物にこだわらない家なら、普段着格の小紋や紬でも嫌な顔をされることなく喜んでもらえそうです。
相手のご両親に会ったことが無い場合や、ふさわしい着物選びを気にされるなら「付け下げ」か「色無地」をおススメします。付け下げは訪問着より格が下がるので行き過ぎる感もありませんし、色無地も上品で帯で見た目の雰囲気を変えやすいので袋帯で目出たい柄ならお正月らしさも出て素敵になりますよ。紋が付いていれば略礼装にもなります。
そんなこと言われても、訪問着は持ってるけど付け下げや色無地なんて持ってない!
わかります。着物をよく着られる方でも季節や年齢、状況や気分にピッタリな物を全て持ってる方なんて居ませんよね。手持ちでピッタリの着物があったり、こんな時でないと訪問着を着るチャンスが無いという方は着られることをおススメします。
もしくは、ピッタリなのをレンタルしてしまうという手もあります。
初詣に行かれるなら汚れる確率も高くなりますし、レンタルならその点も安心です。
それから着物で彼の家に訪問する際に忘れてはいけないのが「割烹着」です。
結婚を前提としてお付き合いしている場合は、近い将来相手の家族と身内になるわけですからお客さんとして座ったままではなく、お手伝いもしますという気持ちをアピールするためにも持参していきましょう。
結婚前できれいな着物姿のあなたにお手伝いを頼む場合は少ないと思いますが、持って来ただけでやる気はありませんと思われないように、サッと割烹着を着れるように家で練習しておいた方がいいです。
着物で正月の挨拶が出来るのはいつまで?
一般的に新年の挨拶と呼ばれる松の内は7日までとなりますので、その間でしたら着物で大丈夫です。
ただ着物自体は期間が決まっているわけではないのでいつでも着れるんですが、新年の挨拶として着る場合です。
初詣の帰りに寄る場合は、初詣の人だかりで気が付いたら着物や足元が汚れていたという事の無いように汚れ対策もしていくと良いですよ。足袋は念のための余分に持っていけば安心ですね。
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手土産も用意していくと気が利いているなと喜ばれると思います。
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まとめ
お正月に彼の実家に挨拶する時に着物を着るのは華やかでおススメですが、家庭によってはのんびりしたお正月を楽しまれる場合もあるので、あらかじめ彼に様子を聞いておいてもらい前情報を仕入れておきましょう。
着物で行く場合は相手に気づかいさせてしまう場合があるので、着物での動作や所作を慣らしておいて安心感を持ってもらえるように練習しておくことをオススメします。
着物の種類は振袖でも良いですが、やり過ぎかなと心配になるような要因がある場合は「付け下げ」か「色無地」が無難です。
お手伝いする気持ちがあることを相手に伝えるためにも割烹着を持参しましょう。
着物での新年の挨拶は、松の内(7日まで)の間に済ませましょう。
素敵な着物姿で皆さんに見てもらって喜んでもらえると良いですね。
それではまた次回。