こんにちは。愛花です。
今回はつまみ細工で作る「和のくるみボタン」です。
100円ショップにくるみボタンのキットが売っていて手軽に作れます。ちりめんの布を使えば和の雰囲気が出来上がるわけですが、せっかくなのでもう少し手を加えて素敵にしてみます。もちろんボタンとして使えますが、ヘアゴムとして使えるようにアレンジします。結び目が出ないやり方も紹介しますね。
夏デザインのひまわりとデメキンもあります。
よろしければどうぞ。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
手作り和のくるみボタン(椿編)
材料
くるみボタンキット(今回はダイソーの 38㎜ 使用)
ボタン用生地…1枚
椿用花びら2㎝正方形…5枚
椿用花びら1㎝正方形…3枚
椿用葉っぱ2㎝正方形…3枚
ヘアーゴム
花中央の飾り付けビーズなど
作り方
1、くるみボタンキットで下地を作ります。
葉の部分は剣つまみをした後、底部分を少し角度をつけて切り落としボンドで接着します。
ボンドが半乾きになったら、底部分を押し上げるようにして葉を反らせます。
3、ボンドで固定する前に置く位置を確認しておきます。
4、配置が決まったらボンドで接着し、中央の飾り付けをして完成です。
ポイント
花内側の布が1㎝になるとかなり小さくてやりにくいので、難しければ1.5㎝でもいいと思います。花のモチーフが綺麗に見えるようにボタン生地を選ぶと良いです。使うことを考えると、あまり高さがあるようなデザインや取れやすいパーツの付け方だと、気がついたら一部が取れてしまっていたとなると残念なので接着はしっかり行うようにしましょう。
結び目の見えないヘアゴムの付け方
その1、結び目をボタン下へ固定させる方法
結んだヘアゴムを、結び目の反対側の輪の方からボタン穴に通します。
ボタン穴に通した方の輪を、今度は結び目がある輪の方に通して引っ張ります。
こうすると、結び目がボタン穴のところで固定されて目立ちにくくなります。
その2、小さいくるみボタンを付けてそこに結び目を隠す方法
小さいくるみボタンを用意し、二つのボタンを通してからゴムをしっかり縛ります。縛った先は短めに切って、結び目を小さいくるみボタンの後ろに持ってきたらボタン穴と結び目を縫い付けます。
この場合の付け方は、あらかじめ髪を縛っておきます。そして大きいくるみボタンを付けたい位置に固定させ、小さいくるみボタンを動かして、大きいくるみボタンをくぐらせます。
こうすると飾りの向きが思い通りになりやすいことと、後ろ側に小さなくるみボタンがくるのでそれがチラッと見えた時オシャレです。縛った髪に飾りとして付ける感じなので、ゴムの長さは引っ掛ける分だけあればいいです。長すぎると逆に緩くなりすぎて付けにくくなります。
その3、結び目をボタンの内側へしまい込む方法
くるみボタンの糸を縫い付ける針金部分を取り除いてから、針金が通してあった穴を目打ちで広げます(ゴムの太さによりますが4㎜程度)。
そこからヘアゴムを通し硬く結びます。(結び目がボタンの内側に来るように確認してからゴムを通してください)
それぞれのパーツを合わせたら完成です。これなら裏から見ても結び目が一切見えず美しいですね。ヘアゴムが太すぎると目打ちで開けた穴に通りにくいと思いますので、ヘアゴムを買うときはゴムの太さに注意して選んでください。
使い方まとめと感想
使い方まとめ
今回はくるみボタンを使ってヘアゴムを作ってみましたが、パッチンどめに付けたり安全ピンで服や帽子につけても可愛いなと思いましたし、裏にマグネットを付けて冷蔵庫などに貼り付けることができれば手作りプレゼントとして外国人にも喜ばれそうです。
ボタン全面にデザインをつけてもいいですが、少し指で持てるスペースを作っておいた方がしっかり固定したいときにデザイン部分に触らなくて良いので安心です。
つまみ細工でちりめん素材を使う場合は「水に弱い」ので、服に付けたりする時取り外しができるようにしておいた方が便利です。
感想
今回初めてくるみボタンを作ってみましたが、ボタンを作ってからどうやって押し込まれたボタンを取り出すのかわからず(笑)危うく捨ててしまうところでしたが、プラスチックと思っていたボタンを固定する入れ物が柔軟性があることを発見した時は目からウロコでした。
つまみ細工のデザイン部分も、ハギレのハギレぐらい少ない布で可愛いくるみボタンができてとても嬉しいです。作品が作れないくらい少ないけど色が綺麗だったり、何かの補修で使うかもと取っておいた布が日の目を浴びて大満足です。小さな花をひとつ作っただけで作品として仕上がる手軽さも魅力でした。百均で1パック買えばいくつも作れてコレクションが増えそうです。笑
デザイン部分の花は小さいので一越ちりめんを使った方がいいですが、ボタン生地は二越ちりめんでも問題なく、柄のちりめんだけや着物のデザインの一部だけで仕上げても十分素敵な作品になると思いました。
それではまた次回。