こんにちは。愛花です。
「国際結婚したい」という方が増えているそうですね。ハーフの子供が欲しいとか海外で生活してみたいなど、人によって色んな理由があると思いますが、今日は我が家のケースを紹介したいと思います。
私はアメリカ人の主人と結婚して16年経ちました。
今までの生活を振り返ってみて国際結婚を夢見る方達に参考にして頂けたらと思います。
私たちの出会い
あぁ、懐かしい。(笑) それは日本でした。そしてその当時、私は英語がサッパリダメで彼は日本語がサッパリダメでした。(笑)
どうやってコミニュケーションとってきたのでしょう?
今みたいにスマホなんてない時代。私達の間には、常に「辞書」がありました。そして最も言いたい言葉をひとつ調べては、指差し。(笑)だから会話も細かくまでは内容がわかりません。ほとんど推測の世界だったんです。楽しいですよ。だって、自分とベースも全然違う相手が言おうとする事を推測するんですから。もう脳みそグルグル状態でした。
結婚して改めて、「自分と全く違う感覚」に気づいた
それでも言葉の壁も時間と共に緩和されていき、やがて結婚。私の家族と同居することに。その頃には主人もだいぶ日本語が話せるようになっていました。ですが同居となると、自分だけが彼のスタイルを受け入れればいいだけじゃなくて、家族にも理解してもらわなければいけません。
例えば、私の実家は3食ご飯(米)だったんですよ。でも彼は違う。主食が米じゃなくていいし、毎日米食べなくたっていいわけです。フルーツはフルーツで、食後のデザートにはなり得ないわけです。
でも、ケンカにはなりませんでした。理由は、お互いに文化も育った環境も「何もかも違う」という事を理解し尊重してきたからかな、と思うんです。そしてそれを私の家族も理解してくれました。感謝あるのみです。
でもそもそも同じ国の人同士と結婚したって突き詰めれば相手は何もかも自分と違う訳で、お互いそれを理解していないとやっぱりモメたりすると思うんです。
自分を柔軟にしておくことの重要性
私は国際結婚だからっていうわけでもなく、「常に気持ちを柔軟に保つ」という事を心がけてます。だから、
私の考え→OK
相手の考え→OK
お互いの意見が違う→OK
っていうことにしちゃうんです。そうすれば、相手を攻める必要もないですよね。でも、人間だから「わかってよ!」っていう気持ち出てくると思うんですけど、それは相手に自分の意見を通させる事でもないし、「あなたの気持ちもあるけど、私の気持ちを理解して欲しい。」ってもっともらしいけど、やっぱり相手に変わることを要求しているんじゃないかって思えるんです。
相手が自分を理解できなくても、
自分が相手を理解できなくても、
「違う」から仕方ないんです。
それでOKなんです。(私の場合は)
国際結婚の前に結局は…
国際結婚のメリット、デメリットあるかと思いますが、それは個人によって違うし国際結婚がゴールな訳でもなくて結局は「結婚して幸せになる」という事を考えると国際結婚どうのこうのより、「相手とうまくやっていく」考え方を身に付けることが大事じゃないかなと思います。
私達夫婦は仲がいいです。この状態を保てるように柔軟に生きていきたいと思ってます。
それではまた次回。