今回は母の日のプレゼントを100均の材料を使って、きれいなカーネーションを作ります。感謝の気持ちを伝えたいけど高いものは買えないし…でも何とか喜んでもらいたい!というあなたに手作りの花の作り方を紹介します。
100均に行くとすでにできたカーネーションの造花があって、「これでいいんじゃない!?」と思ってしまいがちですが、やっぱり世界にひとつしかない手作りのプレゼントを作ってあげた方がお母さんも喜ぶと思いますよ。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
母の日手作りカーネーションの材料
小学生なら、もしかしたら家にあるかもしれない材料です。
使う材料はコチラ↓の100均でも売っている習字紙です。
今回使用したのは、書き初め用の長い方です。
この長い1枚で2個のカーネーションが出来上がります。
「そんなの普通のティッシュペーパーでもできるんじゃない⁈」と思うかもしれないですが、やってみてわかりました。習字紙の方が断然いいです!
理由としては、
・紙にツヤがある事
・ティッシュペーパーより破れにくい事
・花びらのギザギザ感が出しやすい
・比較的思った所に紙を動かせ戻りが少ない
カーネーションと言えば赤やピンクが人気ですが、今回は白っぽくて花びらの先にだけ色がついているタイプの花にしてみました。清楚なイメージが出てステキに仕上がったと思います。色のカーネーションの中にこの白っぽいのを混ぜてもいいですよね。
その他の材料を合わせても、用意するものはたったの4つ
習字紙(書き初め用の長い方を使用)
手芸用ワイヤー
ペン
ハサミ
簡単手作り花の作り方とコツ
それでは作り方を紹介します。
まず習字紙を半分に折って切ります。
そしたら、それを重ねます。
そのまま幅2センチの蛇腹折り(山折りと谷折りを交互にしたもの)をします。幅は広すぎると花びらを立てる時にやりにくくなってしまうので1.5㎝~2㎝くらいがおススメです。
習字紙は薄いので折り目を付けやすく、普通の紙で折るとボリュームが出てしまう花びらの付け根部分も思ったほどゴツくなりません。
蛇腹に折ったら写真のように半分に折ります。この折り目の所で切ります。
またさらに半分に折ります。今度はその折り目の所で両サイドから切れ目を入れます。
私は三分の一に分けて、真ん中の所は切らないという感じです。
そしてこの切れ目を入れた所にワイヤーを入れ込んで3回くらいねじってとめます。
今度は両サイドをギザギザになるようにハサミで切ります。先がギザギザになるハサミで切れれば簡単ですが、紙に少し厚みがあるのでそういうハサミで上手く切れるかどうかはわかりませんが、普通のハサミで充分です。
ハサミで切り込みを入れたら、そのまま切ろうとせず一旦ハサミを紙から離し違う方角から切り込みを入れるという方法だとギザギザがキレイに出ます。
次は色付けです。マジックを使って色を付けていきますがあまり薄い色より濃くてハッキリした色の方が白とのコントラストがとれて映えると思うので、赤やピンク、紫がおススメです。
端の方だけに色を付けていくんですが、表と裏の両面から塗って、さらに少し指で紙を開いてギザギザの間(側面)とやや内側まで塗ったほうが丁度良い仕上がりになります。
あまり先の方だけだと花びらを広げた時に色の付いた部分が目立たなくなってしまうので、少し塗りにくい内側もちゃんと色を付けて下さいね。
ではいよいよ花びらを広げていきますよ。
蛇腹の状態のままで広げていっても良いんですが、所々切り込みを入れると花びらが広げやすく仕上がりもカーネーションの自然な感じに近くなるので、ハサミで切り込みを入れます。
あまり根元まで切り込みを入れ過ぎると破れやすくなる可能性もあるので、写真↑くらいかもう少し切り込みを入れる程度にしておくと良いです。
中央になる部分から作っていきますが、できるだけ立ち上げるように根元を丁寧に起こしてください。ここでの立ち上げが甘いと中央に穴が開いたように見えてしまいます。
右半分やってから左半分とやるよりも、右側→左側→右側→左側と交互にやっていった方がバランスがとりやすいです。
一定方向ばかりではなくて、花びらがいろんな方向になるように時々バランスをチェックしてください。
花びらの先だけ持って方向を変えようとすると破れてしまうかもしれないので、根元をしっかり立てることがポイントです。
どうしても思った方向に花びらが動かない時は、ハサミで切ってしまいましょう。
写真↑のように花びらが同じ方向ばかりになってしまっている所も、この修正方法でなんとかなります。この時も切った後方向を変えたい花びらの根元を持って調節してください。
花びらのバランスのコツとしていろんな花びらの角度があった方がキレイに見えるので、中央はしっかり根元が立っているかや前後左右から見て花びらに偏りが無いか、花びらの向きが同じになり過ぎていないかをチェックすると良いですよ。
完成しました。
後ろから見るとこんな感じ↑なんですが、習字紙は扱いやすい紙で「もっとここをこうしたいんだけどな」という時に言う事を聞いてくれる感じで、修正した後の紙の戻りが少ないというか、直した後にしばらくすると修正前のように戻ってしまったという事も起こりにくいです。
もし戻りがあるとするなら、根元が修正できていない可能性があるのでチェックして下さい。、私が根元の向きを変える時は、親指と中指で根元近くをつまみ回転させるように希望の向きに合わせます。
横から見た所↑ですが、花びらの根元をつまんで縦にして広げると自然な仕上がりになります。
色んな色で作るのも素敵だし、後ろにワイヤーも付いているのでフラワーアレンジメント風にすれば飾りやすいですし、ミニブーケのようにして「お母さん、ありがとう。」と直接手渡ししてあげるのもよろこばれそうです。
まとめ
・習字紙がおススメです
厚い紙や破れやすい紙は花が作りにくいのはもちろんのこと、薄くて折り目もしっかりつき、ある程度のハリを保った紙としては習字紙がおススメです。色も自分で選べれるのがうれしいですね。うれしいですよね。コスパも良くて100均で買えるのがありがたいです。
・花びらをバランスよく仕上げるコツ
花びらを開いていく時にどうしても花びらが同じ方向を向いてしまいやすいので、より自然に見せるために切れ目を入れたり、花びらを広げる時にそれぞれが違う方向を向くように根元をつまんで回転させるのがポイントです。花びらの先の方を持ってしまうと破れやすく位置が思う様に定まりません。
・色の選定と色付けの仕方
色の選び方としては塗る分量が少ないので濃いめの色がキレイに見えるコツです。薄い色だと白とのコントラストがはっきりしないので塗ったことがわかりにくくなってしまうかもしれません。ギザギザの所に塗っていきますが、切断面だけでなく花びらを開いて間も塗ると完成した時により華やかに見えます。
いかがでしたか?花が出来上がったら家にあるグラスやバスケットなどに入れてプレゼントすればそのままフラワーアレンジメントとして飾りやすくて喜ばれると思います。
その他にも100均でできる「飛び出す花束」も母の日にピッタリなプレゼントでおススメです。
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