こんにちは、愛花です。
今回はタッセルの作り方をリリヤーンで紹介します。
いろんな素材でできるタッセルですが、今回は和風にして以前作ったちりめんのくす玉に付けてみました。
ちりめん小物手まり作り方!簡単でハギレやダイソーの生地でもできます
リリヤーンを使って作るととても素敵に仕上がりますので、是非一緒に作ってみて下さいね。
タッセル作り方
リリヤーンを手芸店などで買う時は、すでに下の写真のように輪になった状態になっていますので崩さないようにした方がやり易いです。
長さは後で切って調節することになります。輪になっていない状態の場合は輪の状態にしてスタートしてください。
このタッセルは以前の記事で紹介したちりめんで作った吊るし手まりの飾りに使いますが、リリヤーンの太さと手まりを吊るす紐の太さが微妙に違います。リリヤーンの方が細いんですが、色は同じなので仕上がりとしてはわからない感じになります。
色が一緒だとわかりにくいので、リリヤーンは赤のままですが吊るし紐の方をグリーンに変えて説明していきます。
まず、リリヤーンの輪になった所へ手を入れます↑。吊るし紐(グリーン)を中央に入れ込むように持ちます。長さは少なくとも5㎝はみておいてください。
これからリリヤーンと吊るし紐を留めていきますが、吊るし紐が中央に来るようにしたいので吊るし紐を少し奥に入れ込むようにしてあらかじめ用意しておいた紐で縛ってください。
わかりやすいように白糸で留めました。
同じ色のリリヤーンか糸で留めますが、糸の方がリリヤーンを縛りやすく糸の端の処理も目立ちにくいのでおススメです。リリヤーンや張りがあるような紐で縛ると、結んだ後の端がはねてしまって長さの違う紐が目立ってしまうので注意です。
タッセルから出ているグリーンの紐に後からちりめんの手まりを通して付けていきます。
糸で縛った根元の部分がもう少しコロンと丸くなるように、タッセルの紐をすべて逆向きにして再び糸で留めます。(手まりを吊るす紐の方側) そうすると吊るし紐が下り曲がって重なるようになるはずです。
同様にしてタッセル紐を逆向きにしますが、この時吊るし紐は残してください。紐が中央から出るようにすると吊るしたときにタッセルが傾かずキレイに見えます。
この写真↑からも分かるように、本来は同じ色なので目立たないですが太さが違っても縛り込んでしまうので近くでよーく見ない限りはわからないと思います。糸で縛った後に吊るし紐を短く切ってボンドで接着しました。色のコーディネートを考えて違う色を使ったり、三重巻きくらいにしても良いと思います。
ちなみにコレ↑は最初に作った失敗作で、タッセル部分の根元をリリヤーンで留めるたびに長さの違う紐がピンピンはねてしまって困ってしまいました。
今度は手まりに金具を取り付ける準備をします。金具が無くてもできるんですが、こんな↑金具があると手まりの中心の布処理がキレイにできていなくても多少はごまかせるし金色が入ると豪華にも見えます。この金具を手まりのカーブに沿う様に少し広げておきました。
最終段階に入っていきますが、タッセルから伸びた吊るし紐部分を太めの針に通して「金具→手まり→金具→手まり」の順に通していきます。金具の穴が小さくて入らない場合は目打ちで広げます。金具が手まりからズレていかないようにボンドで止めてしまえば安心です。
吊り下げてみて、タッセルの長さを決めたらハサミで切り揃えます。
完成です。
金具は手まりを挟む形で一つの手まりに対し金具を上下2個付けてもいいですし、上の方に吊るして飾る時は下から見えるように金具を下側だけに付けてももいいですね。私は上の方に吊るすようにしたので金具は手まりの下側のみにしましたが、飾る場所を変えた時の事を考えて金具を上下両方付けておけば良かったかな、とも思っています。
作った感想
作品が大きくて見栄えがする割には簡単で作る作業も楽しかったです。ちょっと大変だなと思った所は、発泡スチロール球に通し穴を開ける所が苦労しました。運よく長い針を持っていたので出来ましたが、穴を開ける時は結構力が要りますし真っ直ぐ刺さるかどうか心配でした。一旦傾いて穴を通してしまうと修正するのも大変だと思います。
長い針が無い場合は竹串で刺してもできます。竹串で通した穴に細目のワイヤーで吊るし紐を引っかけ穴に通すか、アクセサリーパーツでよく使われる「9ピン」を使って仕上げれば発泡スチロール球に通り道を作らなくて済むので簡単になりますね。
ちりめんのくす玉が和の雰囲気を出しているのでお正月飾りとしても活用できるし、和室に飾るのも可愛いです。何個も作って籠に盛っておくだけでもさりげなく素敵ですよ。ぜひ挑戦してみて下さいね。
ちりめんの手まりの作り方が見たい方は↓
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それではまた次回。