こんにちは。愛花です。
今回は読書感想文の書きやすい本【小3~小4】です。
どっちかって言うと「本苦手かな〜」っていう子が読みやすくて、なおかつ感想文が書きやすい本を選びました。
本が苦手な理由は、もしかしたらまだ楽しめる作品にたどり着いてないだけかもしれません。
自分の好きになった作品をきっかけとして本好きになるケースもあるので「楽しい・読みやすい・感想文書きやすい」本をまとめてました。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
読書感想文書きやすい本は?小3と小4編
小学生3年生と4年生、中学年ですよね。この年の本選びって幅広いです。
理由は本が好きか嫌いかで大きく分かれるからです。
本好き→高学年の子が読むものから選ぶ
本嫌い→低学年の子が読むものから選ぶ
どちらもいいと思います。低学年の子が読むような絵本でも素敵な本はいっぱいありますから無理に課題図書や年相応の物を親が決める事はないですよ。
とは言っても、「自分の子供に本が好きになってもらって、本の楽しさをわかってもらいたい!」と思いますよね?
しかも今回はその本について感想文を原稿用紙に書かないといけないわけですから、「どうせなら話の内容が良くて感想文を書きやすい本を知りたい!」と思いませんか?
・マジックツリーハウス…アメリカの小学校でテキストとしても使われていて、世界でも人気作品。ちょっとボリューム感アリですが冒険モノなので楽しいですよ。
・はれときどきぶた…お母さんに日記を見られたことからウソの日記を書くようになった。そしたら…想像が現実化する話なので、お子さんの想像を書くのも良さそうですね。
・かあちゃん取り扱い説明書…母ちゃんを思い通りに動かそうと思って取り扱い説明書を書く話なんですが、主人公の哲哉くんがいい味出してます。
・大どろぼうホッツェンプロッツ…大泥棒のホッツェンプロッツと捕まえようとする2人の少年の知恵比べが楽しい。全3部作ですが、1冊から楽しめます。
・新見南吉童話集…ごんぎつねなど教科書にも載る話やストーリーのメッセージがわかりやすいので感想文を書きやすいです。おじいさんランプも感動です。
・ちいさくても大丈夫…ブラジルサッカー選手ロベカルの幼少期の話なので、スポーツ少年なら身近に感じるし、苦労の中で頑張っていく姿に気合いが入ります。
・だれも知らない小さな国…小3の男の子が主人公。「ぼく」という視点で書かれているので、主人公の気持ちになってファンタジーの世界に入れます。自分と主人公を比較しながら感想文を書くと書きやすいと思います。
・斉藤孝の一気に読めるシリーズ…学年別や作家別も出ていて、カナあり解説ありの至れり尽くせりな本です。現代の作家から国語で必ず目にする作家まで、選べる範囲が広くて一家に1冊欲しい本。
内容が面白かったり、ストーリーが良ければ本に気持ちが入りやすくて書く材料が揃えやすいですよね。
ショートショートで有名な星新一も短くて面白く人気ですし、新見南吉のように読みやすくメッセージがわかりやすいと感想文としては書きやすいです。
お子さんの興味のあるスポーツや分野に関しての本なら「知りたい」気持ちで読みきれたり、主人公を自分と同じ年齢だと親近感が湧きやすく「自分ならどうするか?どう思うか?」という視点が持ちやすいです。
本苦手な子がゾロりで書くのはいいの?
結構多いですよね、特に男の子のゾロりファン。
他の本には全然興味を示さないけどゾロりだけは読みたがったり、図書館から借りてくるのはゾロりのみ…とかね。
親も「普段読むにはいいけどちょっとマンガみたいだし、読書感想文で書く時はもうちょっとちゃんとした本の方がいいんじゃない?」
と思ってみえる方もいると思います。
ですが私的な結論としては、ゾロりで読書感想文を書くのは「アリ」です。
確かに挿絵が多くてマンガ的な印象を受けますが、本嫌いな子もトリコになる面白さがあります。
読書感想文を書くために、自分が苦手な本を興味の無い中から選ぶくらいなら、読んでいて楽しいゾロりで書いた方がいいです。
ゾロりならシリーズで何冊もあるので、その中から好きなものを選ぶのもいいし、まだ読んだことのないのを買ったり借りてきたりしてもいいですね。
既に持っているならもう内容もわかっていると思うので、何かしらの感想は出来上がっていて、後は詳しく書きたい所だけを再度読み直すくらいでいいのでハードルが下がります。
読書感想文のために新しい本に挑戦するのは素晴らしい事ですが、本があまり好きではない、得意じゃないという子なら宿題用の本を読ませるのは本がますます嫌いになることもある事を覚えておいてください。
本の面白さを体験させようと思ったら、逆効果になってしまったなんてことになったら残念ですよね。
本が得意でない子には、読書感想文を書く時はハードルを下げること。
・既に読んだことある本で書く
・本を簡単なものにする(中学年なら低学年用の本)
そして親もイラッとせずにアドバイスしてあげて下さい。
ゾロり好きな子がゾロり以外でオススメ本は?
ゾロりは挿絵の多さと、なんと言っても面白さが人気の理由なので
・内容が面白い
・挿絵が多い
ものがいいですが、マンガっぽくなっていないものなら
・読みやすい字の大きさ
というのも大事になってきますね。
ゾロりにハマった子がよく読む本をあげたので参考にして下さい。
読書感想文のためだけでなく日頃から楽しめる本なので、これを機会に好きな本をどんどん増やしていきましょう。
・デルトラクエスト…影の大王に奪われた宝石を取り戻すというストーリーで、ページ数も多くなくて何より男の子に人気です。
・怪談レストラン…ホラーを題材としているので、怖いもの好きな子にはオススメ。漢字にカナもふってあるし、映画化されているので一度観られては?
・ズッコケ3人組…この本も昔からのファンが多い人気作。タイプの違う3人のキャラクターが楽しいですよ。
・王様シリーズ…寺村輝男さんの人気シリーズ。他にもかいぞくポケットもよく読まれています。
・ルドルフとイッパイアッテナ…斉藤洋さんの代表作です。本が少し厚いですが、カナがふってあって読みやすいし話の面白さにどんどん引き込まれます。
まとめ
・内容が良くて面白いものが読みやすいので感情が湧きやすい。
・作者のメッセージがわかりやすい本を選ぶ。
・興味のある分野や主人公が自分と同じ立場に近いものを選ぶ。
・ゾロりシリーズが好きな子は、それで書くのもOK。(少なくとも楽しく読める事と、既に読んだことあるものなら書きやすい。)
・本を好きになってもらうための本と宿題用の本は別と考える。(本を読む事が楽しいと思ってもらえる経験をさせる方が先決。)
・ハードルを下げる。
読書感想文は本に対しての感想を書くものなので、その肝心な本があまり読む気がしないものだと時間ばかりかかってしまいます。
おまけに書き終わった作品もイマイチ…というだけでなく読書嫌いに拍車をかけてしまいかねないので、お子さんが読書感想文を少しでも負担を少なく感じられるように、ゾロりから好きな本が広がっていけるサポートが出来るといいですね。
書きやすい本選びで今年も読書感想文を乗り切りましょう!
それではまた次回。