こんにちは。愛花です。
今回は、ちりめんで簡単に出来るバラの作り方です。
作ってみたら簡単で小学生の工作や手芸としても良さそうなので、夏休みの宿題にピッタリです。一番嬉しい所は、「切って貼るだけ」で針や糸を使いません。
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ちりめんバラの作り方
材料
ちりめん無地布サイズ縦22cm×横30cm…花びら5枚、軸部分、底部分
ちりめん柄布サイズ縦10cm×横24cm (又は 縦20cm×横14cm)…花びら3枚
厚紙…型紙用とハケ代わり
土台…今回はブローチ台を使用
ボンド、ハサミ、チャコペン
作り方
花びらの型紙
まず型紙を作ります。
今回は縦4.5cm(中央部分はくぼみがあるので4cm)と横6cmで型紙を作りました。
丸みのあるハート型を描くような感じで描くといいです。
描いたら切り抜いてください。
花びら作り
まず先に花の軸になる部分を取っておいた方がいいので、無地布の角から5cmの所でそれぞれ印を付けて幅3cmのバイアスをとるように線をチャコペンで書いておきます。
少し見にくいですが、下の写真の左上です。
その後花びらの型紙を使ってチャコペンで印を付けていきますが、ちりめんの布をよく見てみると波のようにデコボコした部分に向きがある事がわかると思います。この向きを揃えた方が良いので、花びらの型紙を一定方向に置くように気をつけて下さい。
後で布を折りたたんで二重にするので、布の半分のスペース片側に寄せて書いておいて下さい。
柄布も同様の方法ですが、写真では
無地布…バイアス1本と花びら5枚分
柄布…2枚分
で型紙をとってありますが、変更した部分があります。
・柄の花びらを1枚追加
・無地布で底部分の布を型紙取り忘れてしまったので、それも後で追加
・余った無地布で小さい花びらを1枚追加
以上が変更した部分ですが、花びらを追加しなくても作れます。
※上記に記載した材料では変更後の花びらを追加した、写真のカメリア使用になっています。
次はボンドで布を二重にします。
ボンドをつける前にボンドを延ばすハケ用の厚紙を手元に用意しておいて下さい。
布の片側にボンドを付けてハケで延ばしますが、1箇所にたくさんボンドを付けるのではなく、所々のせて手早く延ばすようにしましょう。
ボンドが付いていないと、花びらがはがれたり、端からほつれたり、クセ付けしにくくなるのでまんべんなくつけるようにして下さい。
足らない箇所はその都度ボンドを追加すればいいですが、ちりめんの習性で水分が入ると縮んでしまうので、ある程度は仕方ないですがボンドの付け過ぎに注意です。
ボンドが付いたら布を折りたたんで接着させます。
型紙でとったラインが途切れることのないよう気をつけながら、シワが入っていないか確認しながら軽く手でトントンと押さえていくといいです。
布が二重になったら、ハサミで切り抜きます。
ボンドが完全に乾く前に花びらのフチに丸みを付けます。
鉛筆等の丸みを利用して、添わせるように巻き付けると自然なカーブがつきます。
軸作りと仕上げ
バイアス部分で花の軸を作っていきます。
バイアス布を半分に折ったら、ボンドを付けて端からクルクルと巻き付けて下さい。割としっかり巻き付けても大丈夫です。
軸に花びらを付けます。
いきなりボンドを花びらに付けて軸につける前に、花びらのおおよその配置を確認しましょう。
柄の花びらは、三角形になるように配置するとバランスが良く見えるので、花びらを取る順番と位置が分かるようにしておいてから、ボンドで接着すると出来上がりがキレイになります。
底部分の処理
底部分の処理です。
底部分の布は直径2.5cm~3cmくらいの円です。
花の底部分にボンドを付けて貼り付けます。
今回はブローチ台を付ける事にしたので、もう1枚底部分の布を用意して留める事にしました。ヘアピン等を付けたい場合はボンドで固定して縫い付けるのが確実です。
完成です。
布に余裕があれば枚数を増やしたり、サイズを変えて作ってみるのもいいですね。
まとめ
針や糸を使わず切って貼るだけで素敵なバラができるので簡単で、小学生でも作りやすいです。1日あればできるので、小学生夏休みの工作や手芸好きな女の子にピッタリだと思います。
・難しい所は「ボンドの付け方と付ける量」で、まんべんなく薄付きを手早くがポイントです。焦る必要はありませんが、ポイントをおさえてトライして下さい。
・柄布の配置で見た目のイメージが変わるので、ボンドをつける前にどこにどの花びらを入れるかを確認しておきましょう。
上手に出来たらプレゼントとしても使えそうですね。
それではまた次回。