こんにちは。愛花です。
今回は低学年から揃えておきたいオススメのシリーズ本15選です。
本好きな子の家には、本がさり気なく子供の手の届く所に置いてあります。「読もうかな…」と思った時にサッと手に取れたり、「この本なんかおもしろそう」という本が目の前にあると、読んでみたくなるものです。
既に読書好きな子も、これから好きになる子も
「こんな本があったら、本に熱中するはずだよね。」
という人気シリーズの定番中の定番を選びました。どの本も低学年のうちから揃えておいて何度読み返しても楽しめるものばかりだし、学校の読み聞かせでも人気があります。
寝る前の読み聞かせでも子供たちにウケるし、夏休みの宿題で読書感想文を書く時も使えるのでオススメです。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
低学年にオススメのシリーズ本
王様シリーズ
たまごやきが大好きでわがまま、いばりやでなまけもの、うそつき、くいしんぼう、おこりんぼうでやっかいなんですが、憎めないお茶目な王様。だって王様は子供みたいなところがあるから。世界で一番親しみを感じる王様だと思いますよ。
寺村輝男作 全21巻フォア文庫
おしりたんてい
穏やかで、女性に優しく紳士的。名探偵にふさわしくIQ1104と頭が良いのに、顔がおしりっぽい。それだけでも笑いをそそるのに、口癖が「フーム、においますね。」だしスイートポテトが好きな、その名も「おしりたんてい」。タイトルと絵を見ただけで読みたい衝動にかられますよね。
トロル作 ポプラ社児童書と幼児用絵本があります。
ペンギン
斉藤洋さんの作品なので、読みやすく掛け声の「エンヤラ、ドッコイ」もリズムが良いです。50羽のペンギンがカヌーに乗って探検していくストーリーですが、 字も大きくて読みやすいので絵本から児童書に進む時にオススメです。
斉藤洋作 講談社
エルマー
冒険ストーリーで、主人公エルマーも9歳の勇気ある少年なので男の子に特に読んでもらいたいシリーズです。どうぶつ島に捕えられている竜の子を助けるんですが、「冒険にその持ち物?」という物を持って出かけちゃうんですが、それが見事にここぞという時に役立ちます。
読みながら地図を見ながら一緒にアドベンチャーを楽しめます。
ルース・スタイルス・ガネット作 副音館書店 全3冊
ぐりとぐら
なんとも心温まる安心感の中で読んでいくことができます。料理が好きなぐりとぐらが大きな卵で作ったカステラはどんなに美味しいかな?と考えるだけでもワクワクします。
ロングセラーの中でもおさえておきたいシリーズで、海外出版もされているので世界でもぐりとぐらのファンがいるはずです。
中川李枝子作 山脇百合子絵(この二人は姉妹なんですよ) 副音館書店
ルルとララ
小学生のルルとララがオープンしたお菓子屋さん。注文は森の動物たちなんですがその美味しそうなレシピがイラスト入りで紹介されているのも、女の子に人気のヒミツです。
しかも火を使わないレシピなので、読んだらキッチンに直行しそうですね。本だけでなく、「美味しいもの作りたい!」と料理に興味を持ってくれそうです。
あびるやすこ作 岩崎書店
チュウチュウ通りのゆかいななかまたち
作者のエミリーロッダさんは「デルトラ・クエスト」でおなじみの人気作家です。チュウチュウ通りに住む1番地から10番地のハツカネズミが個性的なんですよ。1話はお宝持ちの「ゴインキョ」の宝が狙われる話ですが、読む時は自分の好きなネズミを紹介ページから選んで読み始めてもいいですよ。
エミリー・ロッダ作 あすなろ書房
ごきげんなすてご
お母さんはサルみたいな弟ができてから弟を可愛がってばかり…それなら捨て子になってお金持ちの家にもらってもらおうと「すてご仲間」と活躍する女の子の話。
下の子に手がかかって、あんまり遊んであげてないな…と思っているならこの本を一緒に読んでみてはいかがでしょうか?
いとうひろし作 徳間書店
はれときどきぶた
小3の畠山則安君が主人公。お母さんに日記を読まれてしまったのがキッカケで日記にありえないようなウソを書いても次々と現実になってしまう。はれぶたシリーズは全8巻。アニメ化もされる程人気です。
矢玉四郎原作 岩崎書店
冷蔵庫の夏休み
コッテコテの関西弁でかなり笑えます。働きっぱなしの冷蔵庫が夏休みが欲しい!プールに行きたい!水着が着たい!と言い出してしまいます。冷蔵庫の水着姿って…イラストも力強く、おもしろさを倍増させてくれてます。
ひらがなとカタカナで書いてあって子どもが自力で読めます。楽しいだけでなく、モノの大切さも教えてくれます。
村上しいこ作 イラスト長谷川義史 PHP研究所
ミルキー杉山の名探偵
自分が探偵になったつもりで事件編を読んで、後で解答編を読めるという推理本の最初の一冊としてどうでしょう?挿し絵もヒントです。
事件を解決するのは大人でも手ごわいくらいで、よほどの洞察力を持って何度も読み返してイラストとにらめっこしないとできません。
中学年向きですが、本好きな子なら謎解きしながら楽しめそうです。
杉山亮作 偕成社
かいけつゾロリ
小学生で知らない子はいないと言ってもいい程人気シリーズ。いたずら王者を目指すキツネのゾロりと弟子のイシシとノシシの冒険ストーリー。
本をあまり読まないような子でも、本好きのキッカケになるこのシリーズはページをめくらずにはいられない工夫がいっぱいです。60巻も出ているので、買うならまとめてヤフオクで購入した方がいいかもですね。
原ゆたか作 ポプラ社
怪談レストラン
ホントにコワーイ、けど何故か読みたくなるシリーズ。これも50巻あって揃えるのが大変ですが、漢字にカナも振ってあるので読書好きな子なら低学年から読めそうです。
怖いもの好きな子に受けそうですが、寝る前の読み聞かせで使ったら怖くて眠れなくなるかも!?
松谷みよ子作 童心社
ルドルフとイッパイアッテナ
ペンギンシリーズも書いた斉藤洋さんの代表作です。
飼われ猫だったルドルフがトラックの荷台に迷い込んで着いた先は東京。そこであったボス猫のイッパイアッテナに生き方を学んでいきます。
子供が成長する時に知って欲しいアドバイスをイッパイアッテナが話の中で教えてくれます。これからの経験を強く生き抜いていく勇気をもらえます。
中学年用ですが、読み聞かせとして始めるなら低学年も夢中になる人気3部作です。「続きを買って!」と言われるので、3冊まとめて買い揃えておいて下さい。
斉藤洋作 講談社
マジックツリーハウス
アメリカで人気のシリーズで、これも現在のところ41巻まで日本語版が出ています。
性格が違う兄弟ジャックとアニーが魔法でいろんな時代や世界に旅する話なので歴史や世界の国についても興味が湧きそうです。
ある日見つけたツリーハウスに入ってみたら本がギッシリ。恐竜の本を手に取って見ていたら、なんと自分が本の中の世界へ!ドキドキハラハラなアドベンチャーです。
中学年になっても楽しめるシリーズです。
メアリー・ポープ・オズボーン作 株式会社KADOKAWAメディアファクトリー
まとめ
低学年のうちから良書に出会えるかどうかで、これからの読書量も変わってくるので、まずは興味のある本の数冊からスタートしてみてはいかがでしょうか?
読み聞かせとしても人気があってロングセラーなものばかりなので、本好きな子になってもらうのに揃えておいて損はないです。しかも子供時代に読んだ大人のファンも、懐かしく子供と一緒に楽しめます。
シリーズで揃っていると次々手に取って「本を読む習慣」に繋がるので、いつまでも楽しめるお気に入りのシリーズを低学年のうちから揃えてあげて下さい。
それではまた次回。