こんにちは。愛花です。
ちょっと久しぶりに映画を観ました。「LA LA LAND」というミュージカル映画です。アカデミー賞14部門ノミネート作品ということで、どんなにすごいの!? って思いますよね。スゴイですよ。
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主演はこの二人で正解
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの息ピッタリな共演でした。2人がタッグを組むのはこれで3回目だそうで、納得のコンビって感じですね。
「君に読む物語」という映画を以前に見た事があるのですが、切なくて泣けて泣けてティッシュ無しでは観られない映画でしたが、俳優がライアン・ゴズリングという事をスッカリ忘れていて、今回を期に思い出せました。素晴らしい俳優さんです。男前ですし。
エマ・ストーンはアメイジング・スパイダーマンにヒロイン役で出演していて目鼻立ちがしっかりした顔が、原色のドレスに負けない感じで良く似合っていました。今回のダンス練習に加えトレーニングで鍛えた身体は、華奢ながらも背中の引き締まり感が特訓を物語っています。
見終わった後、頭の中でグルグルする音楽
ミュージカルなので、音楽ばっかりです。(笑)
ライアン・ゴズリング演じるセバスチャン役はジャズピアニストなので、ジャズ好きな方も楽しめます。人生の良い時も悪い時も、音楽によって観客の心が導かれる感じで、宙に浮いてダンスする2人を見て夢の中に入ってしまいそうでした。
「だからララランドなんだ!」って思ったんですが(よく空想にふけっていると英語でララランドに行ってると表現するので)、どうやらロサンゼルスのカリフォルニアの事を別名で言うらしいです。
気になったのは、「ライアン・ゴズリングは本当にピアノを弾いているのか?」って事だったんですけど、ホントに弾いてます。役作りとはいえ、1日2~4時間週6日を3ヶ月間特訓して撮影に臨んだそうです。それに付け加えダンスもですから、脱帽ですね。
映画が上映されて曲も大ヒットになって、音楽を愛するデイミアン・チャゼル監督は純粋に嬉しいと思います。映画で使われた曲は、ハーバード大学時代の同級生だそうで、1番のお気に入り曲はエマ・ストーン演じるミア役がオーディションで歌った曲出そうで、何にも似せずにピアノに向かって出来上がった曲との事。
ストーリー
これはやはり劇場で楽しんだ方がいいのであまり証したくありませんが、人生はいろんな選択があって夢を追いかける人は特に現実との狭間で揺れ動いたり、出会いや別れがあったりすると思います。
なので何を持ってハッピーエンドとするかわかりませんが、この映画を見終わった後、妙に切なくなってしまったのは私だけでは無いはず……。
ダンス
ピアノや歌もさることながら、ダンスもかなり練習した事がわかります。本物の夕焼けをバックに踊るタップダンスからワルツまで観客をうっとりさせる美しさがあります。
ミアが舞う姿をさらに美しく見せたのはドレスもありますが、一生懸命感が全くなく優雅でダンスだけに集中した撮影というより、景色やセットなどと一体で楽しめたなという感じでした。
最後の一言
CGをほとんど使わずこの映画を完成させた若きチャゼル監督と、代役も立てずにダンスやピアノ、歌を演じきった主演の2人、そしてロサンゼルスを駆け回って撮影した方々にありがとうと言いたい作品です。
美しさを十分味わうためにぜひ小さい画面でなく、大画面の映画館で楽しんでください。
それではまた次回。