こんにちは。愛花です。
今回はくるみボタンを土台に作ったアジサイを使ってかんざしを仕上げます。女の子の浴衣や着物にピッタリで、七五三にも付けて欲しいです。
花の部分は前の記事を参照に作ることができます。
探してみたんですが、かんざし用のクシやピンがマレーシアでは見つけにくく、ダイソーで売っているものをアレンジして使うことにしました。
くし部分はワイヤーのヘアバンドのようなものを好みの長さに切って使うことにしました。結構切るのが大変で、針金を切る道具で切ったのですが力が要りました。切った先が鋭くなっていたので、薄いヘアー用の輪ゴムで巻いてボンドで留めました。
ピン飾りの方は夜会巻きをするセットの一番小さいサイズのピンを使ってみました。日本に居れば、クシもピンも手芸店かネットで注文すれば簡単にかんざし用のものが手に入ると思います。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
かんざしの仕上げ
クシのかんざし
花から出ているワイヤーを曲げて、デザインを見ながら黒糸で留めていきます。ある程度巻いたら、ボンドを付けて再び巻きます。フローラルテープでもいいと思います。
黒糸が巻き終わったら、はみ出ているワイヤーを切り落としておきます。ピンに付ける場合はそのままでいいですが、クシに付ける場合は根元の角度をクシに沿うように変えます。
クシと花の部分を再び黒糸で巻き付け、1と同様にボンドを付けてまたしっかり糸を巻き付け固定します。クシの向きに気を付け反対につけないように気を付けて下さい。完成です。
ピンのかんざし
ピンに取り付ける場合は針金の角度を変えなくてもそのままでいいので簡単です。
私は藤下がりも付けたかったので、針金の先をカールさせて藤下がりを引っ掛けるフックも取り付けました。藤下がりの作り方も以前の記事にあります。
可愛い女の子が付けてくれるのをイメージして作ったので、私的には藤下がりは必要不可欠かなと思いまして。(笑) 3本作って、先に鈴まで付けてみました。
マレーシアでも同じサイズの鈴は見かけた事がありますが、今回使ったのは日本で購入したもので、やっぱり日本の物は質が良いですね。丈夫でキズが無く音も可愛いです。
我が家は男ばかりで、このかんざしを付けてくれそうな女の子はいませんが、クマに協力を願いモデルを務めてもらいました。いかがでしょう?
クマがいきなり女の子に見えてきませんか?(笑)
髪をアップする時も、クマのようにふたつに分けて飾りをそれぞれ付けるのもいいですし、ひとつにまとめてピン飾りは前でクシの飾りは前からチラッと見えるくらいの所に飾ると素敵ですね。
感想
実際かんざしを作ってみて、まず使いたい材料が揃わなくて家にある物や100円ショップで買える物で作ったので、ちょっとやりにくい部分もありました。特に針金が太くて、切るのも曲げるのも作業しにくかったです。でも出来上がってみて、自分が作った物が完成する喜びや感動は言葉で言い尽くせません。嬉しさいっぱいです。
せっかく作るので、材料も合ったもの、良いものを選んだ方が仕上がった時に美しく出来ると思いますし、自分も満足感が上がります。
難しかった所は、クシかんざしの花のバランスでした。針金が微妙に曲がっているだけで、花の向きが変わってしまい花の位置を確定するのが大変でした。それから実際付けてみると、くしと花との距離がもう少し短い方が頭にフィットしやすいかもと感じました。
小さな子だったりすると髪が少なかったりボリュームが出にくかったりする場合もあるので、出来るだけ頭にフィットすることを意識しながら作る段階で頭に乗せて確認しながら作る方が確実だなと思いました。
母が作ったかんざしを娘が付ける…素敵ですね。やってみたかったな。(笑)
それではまた次回。