こんにちは。愛花です。
前回に引き続き、主婦の時間を増やすためのキッチン編
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手を早く動かす
とてつもなく基本的なことを最初から書いてすいません。でもこれ、意識するのとしないのでは雲泥の差がつくことに気づいたんですよ。
やる気になれなくてダラダラしながらやっていると動作に時間がかかるだけじゃなくてミスにも繋がるし、時間をかけた分だけ仕上がりがキレイとか美味しいかっていうとそういうわけでもないんですよね。
人参切るとするじゃないですか、早く切ったほうがリズムがあってキレイに切れるんですよ。揃ってて見た目が美しいんです。
しかも、手を早く動かすと一緒に脳の回転も速くなってテキパキたくさんのことが短い時間にこなせたり、もっと簡単にできる方法を発見できたりします。逆に手を速く動かしながら脳をダラーっとさせるって難しいですよね?笑
料理始めたばかりの方だったりすると、手を速く動かすのも大変かもしれませんが、やはりいずれは段取りを考えながら何品かの料理を同時進行で作っていかないといけないので「意識」するだけでも違うと思いますよ。
スキマ時間の活用
まとまった時間を作るのは大変かもしれませんが、5分や10分のスキマ時間なら一日の間に何度かあるはずです。
日中仕事で家に居ない方は回数は少ないかもしれませんが、それでも短い時間なら見つけることはできるでしょう。
そういった時間を活用することで、まとまった時間が作れるようになるので「そんな短い時間まで!?」などと思わずに、スキマ時間を使う習慣にするといいですよ。
前回の話で一週間のメニューを決めておくというのがありましたが、メニューが決まっているとどんな下準備が必要になってくるのか見えてくるので、それを次々スキマ時間にこなしていきましょう。
例えば、野菜を切るだけとか合わせ調味料を作っておく、味噌汁の材料を揃えて一皿にまとめておく、サラダを作ってラップを被せておく、ドレッシングを作っておくなど。
作る時間になったら、即調理に取りかかれるという状態にまで持っておけば作る時間が短縮できるし、自分も焦らずに済みます。
好みのタレやシーズニングなどを作っておく
マレーシアでもだし醤油くらいは買えるので、自分で作るよりその方が安く(鰹節や昆布なども割高なので)お手軽なので和食を作る時に愛用しているのですが、それ一つで味が決まるものがあると便利です。
アメリカ人の主人は三食白米だと飽きるというので、和食以外のものもよく作るのですが、マレーシアはスパイスが豊富で安いのでそれを利用してタコスシーズニングやサワークリーム用のディップを自分で作って瓶に保存しています。
自分が決めたメニューでも気分が乗らない時や、疲れて作る気が無かったり、違うものが食べたい気分になったりする時だってあります。そんな時の選択肢の一つとして、それだけで味付けが完結できるものがすでに用意してあると気持ちが楽ですよね。
片付けも同時進行で
これもベテラン主婦の方ならみんなやっていることだと思いますが、「作りながら片付ける」が鉄則です。
私は炒め物をしながらでも同時にシンクに溜まった洗い物をすることが多いです。ずーっとかき混ぜていなくても時々かき混ぜればいい程度のものなら、洗い物や片付けの絶好のチャンスです。
先ほどにもあったスキマ時間を活用して下準備が終わっていれば、使い終わった道具を片付けることに専念できます。
そして食器をしまいながら、ついでに次に必要な食器を準備すれば無駄な動きが少なくなってスムーズに食事の準備が進みます。
私は加熱調理が終わったら、食べる前にコンロ周りを掃除してしまいます。まだ熱いくらいなので火傷しないように気をつけなければいけませんが、食べ終わった後できるだけたくさんゆったりした時間が欲しいので、使った食器を洗うのみという段階にまで食前に片付けることにしています。
家族に「食べれるよー!」なんて言った後、みんなが揃うまでの数分間でカウンターを掃除したり洗った道具を拭いたりしまったり、せっかくキッチンに立っているのでなるべく終わり近くまで作業を進めます。
使えるリメイクメニュー
残り物は使い方によって、とても便利なアイテムになります。
量があれば温め直してそのまま一品として出せるし、少しアレンジさせればまるで手の込んだ料理に見せることもできます。
アレンジがしやすい状態にして冷凍しておけばゆとり時間はさらに多くなるでしょう。
私が便利と思うリメイクアイテムを紹介しますね。
鶏肉
ゆで鶏
作り方…鶏肉を生姜やネギと茹でて完全に冷めるまで茹で汁に浸しておくことでパサつがずジューシーに仕上がる。味があまり無いので変化させやすい。
アレンジ…スライスしてサラダ、麺料理の具材、茹で汁でスープ、身をほぐしてタレやソースをかける
丸ごとチキン
作り方…塩コショウ、パプリカ、ガーリックソルト、ローズマリー、レモンなどお好みの味付けでオリーブオイルをまんべんなく塗って180度のオーブンで1時間焼く。大きさによって焼き時間が違うので確認すること。冷めたら身だけにして冷蔵庫へ。
アレンジ…味がすでに付いているのでそのままマヨネーズとサンドイッチやピザのトッッピング、トルティーヤで包んで食べても美味しいです。マヨネーズと和えてクラッカーに乗せればおつまみにもなります。
肉団子
作り方…アレンジしやすいように塩コショウ、ニンニクで味付けでもいいですが、中華風なら生姜入り、洋風ならオレガノ、など変化をつけておいてもいいですね。私は玉ねぎの代わりにオートミールを使ったりもします。揚げるか焼いておけばすぐ使えますね。
アレンジ…パスタ、ミートボール、肉団子の甘酢、肉団子スープ、カレー
キャベツの千切り
アレンジ…コールスロー、ターメリック炒め、ギョーザの具、お好み焼き
メインの食材の準備だけでもできてるって気持ちに余裕が生まれませんか?
「普段の時間を作れるけど、これを作るのに時間が要るじゃない!?」と思うかもしれませんがまとめてやっておくと後の時間短縮にとても役立ちますし、茹でたりオーブンに入れてしまえばいいものは、その時間で他のことができるのでいちいち調理することを考えればそんなに大変でもありません。