こんにちは。愛花です。
今回は夏休みの工作に使えるつまみ細工パッチンどめです。
夏休みの宿題もタップリ、プールに行ったりしている間にあっという間に夏休みが終わり…っていうことありませんか?そんな時に簡単に1日で終わる工作や手芸って助かりますよね。小学生高学年の女の子向きです。
少ない材料で、必要な道具もすぐ揃うつまみ細工はピッタリです。今回は1日で作れて作った後も使えるパッチンどめを紹介します。パッチンどめをクリップやブローチ、マグネットに付けても使えます。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
簡単可愛いつまみ細工パッチンどめ
材料
綿の柄布3cm正方形…8枚
綿の無地布3.5cm正方形…8枚
綿の布4.5cm円…1枚
厚紙3cm円…1枚
厚紙2cm弱の円…1枚
パッチンどめ…1個
中央の飾り(パールなど)
道具はピンセット、ハサミ、ボンド、爪楊枝、クリップや洗濯バサミ(あると便利)です。
作り方
あらかじめ布と厚紙をハサミで切っておいて下さい。
まず土台部分を作っていきます。
3cmの厚紙の片面にボンドを薄くまんべんなく付けたら円の布の中央に貼ります。周りの余った布の部分に切れ目を入れてボンドを付けたら、内側に折り曲げて厚紙に貼り付けます。
上の写真までできたら、今度は2cm弱の厚紙の片面にボンドを付けて中央に貼り付けておきます。土台部分が完成です。
今度は剣つまみで花びらを作っていきます。
剣つまみのやり方はコチラに詳しく載っています。
柄布と無地の布をそれぞれ三角に折って、もう1度三角に折ります。そしてその2枚を上の写真のように重ねます。柄の布は片側に寄せず中心で三角形の底辺を揃えて下さい。
今度は更に一緒に折ります。
折り方のコツはピンセットの端のラインを中央(折り目)にあて、そのラインで後ろから親指と人差し指でピンセットを挟むように折りたたむようにするといいですよ。
うしろの処理です。
今度は持ち替えて土台に接着する布の端の処理ですが、和になった方を少し多め(5mm位)で切り落とします。布が重なって厚くなっているので、ピンセットでしっかりズレないように押さえてハサミのやや奥で切ると切りやすいです。
ボンドを付けます。
切った布の部分を接着する時、爪楊枝にボンドを付けてやると量を調節できてやりやすいです。乾くまで持っていてもいいですが、クリップや洗濯バサミで留めればその間も作業を進めることが出来ますね。
上の写真まで出来たら、今度は花びらを土台に付けていきます。
土台の中央に貼った厚紙に線を引いておけばどこに花びらを付けるか目印になります。花びらを土台に付ける時も爪楊枝にボンドを付けて、一つ一つ土台に付けます。最初に十文字に付けておくとバランスがとりやすいです。
花びらが取れてはいけないので、ボンドをはみ出ない程度の多めにつけて下さい。
花の出来上がりです。
今回は赤と黄色をお揃いで作ってみました。柄布は水玉模様を使いましたが色無地でもキレイに見えます。
パッチンどめに付けます。
花の土台裏面にボンドを多めに付けて、しっかり乾かしたら完成です。
他にもクリップに付けたり、ブローチの土台を付ければ服やバッグに付けたりできて可愛いです。100均で大きめのマグネットを買ってこれば、冷蔵庫に付けれてお母さんへのプレゼントにしたら喜んでくれそうです。
上手に作るポイント
布選び
つまみ細工はちりめんや羽二重という布が使われることが多いのですが、今回は柄のセレクションも多く手に入りやすい綿で作ってみました。
布選びのポイントは薄くて接着しやすいことです。
柄布を選ぶ時は、柄が細かい方が良いです。大柄だと、布を切った時に色無地みたいになってしまうので細かい柄や小さめの柄で、3cmに切って折りたたんでも柄がある事がわかるのを基準に選ぶといいですよ。
和の布で作るなら一越ちりめんをオススメします。
布を切る時厚みが出てうまく切れない時はサイズを大きくしてみたり、花びらを1枚にしてみると多少切りやすくなります。
色合わせ
好みで決めていいですが、まとまりがある感じに仕上げたい時は
・色を3色までにする
・色のトーンを合わせる
そうすると、色が違ってもなんとなくまとまった雰囲気に仕上がります。
一色だけのを色違いで何個か作ってもいいし、一つの花の一部の花びら(2枚くらい)を色違いで作るのも素敵ですよ。
スムーズな作業
作業をスムーズに進めるために用意しておくと便利なものは、
ウエットティッシュ…手にボンドが付いた時使います。
ゴミ箱...布を切る時入れるものを用意しておきましょう。
失敗した時用の念のための布…失敗した時のため布を余分にカットしておくと手間が省けます。
ピンセット…なるべく平たく厚みがないピンセットがやりやすいです。
まとめ
夏休みの宿題の工作や手芸は簡単だけど素敵に見えて材料が揃いやすい物がいいので、つまみ細工はピッタリです。
・布は薄くてボンドでくっつきやすい物
・失敗しない色選びは、色は3色まででトーンを合わせる
・柄は細かい柄の方が使いやすい
・作業をスムーズに進めるために準備してから取りかかる
布は少しでも作品が出来ますが、何種類かあると色や柄を考えたりしてオリジナルのデザインが楽しめます。使わなくなった服やハギレなど探して再利用してもいいですね。
夏休みの宿題が早く終われるように頑張って下さい。
それではまた次回。