こんにちは、愛花です。
今回はダイソー口金の型紙をアレンジしてがま口財布を作ります。
100均で口金は勿論、材料もほぼ全て揃えられるので手軽にできて可愛いのでプレゼントにピッタリです。三角や丸型など元の型紙をアレンジしてオリジナルデザインが簡単に出来上がりました。
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100均口金型紙アレンジ
今回使用する口金はダイソーで買ったコチラです。
小さめの小銭入れが作りたかったので75㎜サイズで、丸いラインなのと色が落ち着いた感じなのが気に入っています。バッグの中に入れていてもそんなに邪魔にならなくて、小さいけどインパクトのある可愛らしいがま口財布を作っていきます。
がま口財布三角形
今回は型紙のアレンジという事で作り方を省略してあるので、詳しい作り方の手順が知りたい方はコチラ↓を参考にして下さい。
中に入っている型紙を切り抜いてみたんですが、このまま作るとかなりたっぷり入る大きめのデザインになるのでさらに切って小さくしてみました。高さとしては3分の1くらい切り落としました。大事なポイントは、型紙を切る時に左右対称にするため縦半分に折り曲げて切ることです。これをしないで普通に切ると、パッと見良さそうなんですが縫っていく段階でズレが生じてやりにくくなります。
がま口財布を作る時いつもは紙紐を布に縫い付けて作っていますが、今回は後から紙紐を入れる方法に挑戦してみました。表布と裏布がピッタリ合っていればそんなに大きな問題はなく出来るかなと思いますが、裏布の方が表布からはみ出てしまっていたり表布と裏布が離れやすかったりする素材だと以前に紹介した紙紐を布に付けるやり方↓の方がやり易いと思います。
三角財布の出来上がりです。カエルが可愛いデザインなんですが、白無地で財布を作って後で黒い布を貼り付けたらおにぎりみたいでかわいいと思います。
がま口財布小さめデザイン
小さめデザインで使う型紙は、三角デザインで使用したものをさらに切りました。
三角のサイドの出っ張りを切り落とすことによっておさまりの良い小さめのデザインです。
この財布で使用した表布は厚手の生地でオックスと呼ばれるものですが、帆布(はんぷ)でも接着芯を付けなくてもハリのある仕上がりになるのでおススメです。裏布はシーチングですごく薄手なので接着芯を使用しました。もちろん100均で売っている布でも大丈夫なので、薄い生地には接着芯を使う事をおススメします。
中表にして縫い終わった所ですが、下の方がぷっくりするように底部分にギャザーも入れてみました。
初めてギャザーを入れたので、縫い代から1㎝の高さにしました。縫い幅も3㎜程度です。
アイロンで縫い代を広げておくと裏布を表布の中に入れた時おさまりが良いです。
完成です。飾りにワンポイントでボタンを付けてみましたが、裏布を表布に入れる前に縫っておくと結び目が見えなくていいですよ。入れたギャザーはもう少し深めに入れても良かったかなと思いますが、可愛い出来に満足です。
がま口財布丸型デザイン
先ほどと同じ口金を使っていきます。
今度は丸いデザインになるようにラインを描いてみました。
切り取ってから口金を置いてみてイメージに近いか確認してみます。
小さめがま口の型紙と比べてみるとサイズが大きいのがよくわかります。
イメージとしては、表布に使うカエルの柄の様ながま口を目指しています。出したい柄が出るかどうか確認してから布を裁断します。同じような柄のパターンでも、「ここを見せたい!」という所があれば型紙を取る時に柄の位置合わせをして下さいね。
表布・裏布両方をそれぞれ中表にして縫いどまりまで縫います。
表布の中に裏布を入れて口金を付けます。
完成です。マチも無いタイプなので薄くてバッグの中に入れても邪魔にならなさそうです。
同じ口金を使っても布や形が変わると雰囲気が随分違いますね。手持ちの布や子供が着ていた服の布をリメイクして使うのも、思い出を持ち運び出来て嬉しいですよね。がま口財布も買うとお値段結構するのでプレゼントしたら喜ばれそうです。
作った感想
100均で買う口金に付いてくる型紙通りに作ると「なんかデカいんだよねー」と思ってたので、自分で型紙を作るしかないな…とは思っていたものの自分でどうやって型紙を作ればいいかわからなかったので、もともとついてくる型紙を修正するという最も簡単な方法を試してみました。結果はなかなか満足していて、理想に近いフォルムになりました。
難しかったところは、口金に布を接着させるところと口金の両サイドに溜まる布の処理です。布を口金の中に入れ込む時、ボンドが付いた状態で外れてきたりすると手にもボンドが付いて余計な所を触ってしまうと布が汚れる原因になるので気を付けて下さい。手にボンドが付いてしまった時のためにウエットティッシュを用意しておくと助かります。
口金の両サイドに溜まる布は、使う布にハリがあると口金に沿ってピッとなってくれますが、柔らかい布や薄い布を使うとダラーッと垂れてしまいがちになるので接着芯を使ってハリを持たせると仕上がりが全然違いますよ。
布も使う量が少ないので、たくさん作ってかわいい小銭入れをプレゼントしてみてはいかがですか?
それではまた次回。