こんにちは。愛花です。
今日は水曜日ですね。
我が家の水曜日は「アートの日」と決まってまして、
ホームスクーリングしている我が家の子達も、
絵を描いたり、自分の本のイラスト図を作成したりしています。
私は何をするかと言いますと、「つまみ細工」ですよ。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
つまみ細工
つまみ細工って知ってますか?
例えば、着物を着た時にかんざしを付けたりしますよね?
かんざしでもいろんな種類がありますが、
藤の花のようなのが垂れ下がっているのを「藤下がり」と言います。
藤下がりで作られるタイプのものは、だいたいつまみ細工で作ってあります。
「ちりめん」という種類の布を使って作っていきますが
これが、楽しい!
もう……時間を忘れて没頭してしまいます。
つまみ細工の布
つまみ細工で使う布は「一越ちりめん」が一番扱いやすいですね。
二越ちりめんより生地の織りが浅く、切るのも楽ですし、
指で折り曲げた時若干跡が残ってくれてパーツを作りやすいです。
他の布でもできなくはないですが、生地が薄手の方が扱いやすく
繊細なデザインが可能です。
ただ、布を正確に切れると仕上がりがキレイになるので
布を切る際にあまり収縮性があったり厚みがある布だとやりにくいですね。
作り方
布を切る
100均で売っている、ロータリーカッターとカッティングマットを使うと
作業が早く進みます。
布を挟んでくっつける
切った布をデザインによって「剣つまみ」もしくは「丸つまみ」を決めておき
ピンセットで挟みながら爪楊枝の先に手芸用のボンドを付けパーツをつけます。
プラスチックの上に少量のボンドを出して作業すれば
パーツを台につける時もやりやすいです。
台に貼り付ける
台はかんざしにするのか、ブローチにするのかなど
用途によって変わりますが、小さめの花なら厚紙に布を貼り付けたもの、
大きいデザインだと、丸型の発砲スチロールの半分を利用して立体感をもたせます。
デザイン
最初は見本を決めておき、それに基づいて作ると
基本がよくわかっていいかと思いますが、
一通りのやり方を覚えたら、自分でデザインするのも楽しいですね。
自分の着物のカラーと合わせて作るもよし、
バッグに付けたり、ブローチ、ヘア飾りとしても素敵です。
赤やピンクも可愛らしく、着物を着た時に晴れる色だと思いますが
モノトーンカラーで作るのもシブいですね。
ちりめんを使えば、「和」な雰囲気が出やすいですが
他の布でもできるので、藤下がりの代わりにパールやビーズを使えば
「洋」な雰囲気にアレンジ出来ますね。
布自体にボカシがある場合はそれを利用するのも、
また違った味が出ますし、花の中央部分のパーツでもさりげないこだわりが表現出来ますね。
今年の夏に、姉が手作りした籠バッグを浴衣と合わせて持つそうで
浴衣と籠バッグの写真を送ってもらいました。
浴衣の髪飾りと籠バッグ飾りをつまみ細工で作ろうと思っているのですが、母に送ってもらった布や手持ちの布でどんなデザインにしようか考え中です。
マレーシアで手芸専門店を探し当てたことが無く、
ダイソーでほぼ材料を揃えています。
海外でも、「和」の趣味を楽しめるなんてありがたいです。
それではまた次回。