こんにちは、愛花です。
今回はちりめんのハギレで手まり飾りの作り方を紹介します。
発泡スチロールの玉を使って作るやり方ですが、切って貼り付けるだけで出来上がります。今回は大中小3個のサイズで下にリリヤーンでタッセルを作って付けてみます。お正月飾りにもピッタリで簡単なので是非挑戦してみて下さい。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
ちりめん小物手まり作り方
布選び
手持ちの和布があれば使っても良いと思いますが、球に貼り付けていくので収縮性がある方が扱いやすいので和の感じも出やすいちりめんを使う事をおススメします。ちりめんならダイソーにも売っていますので、色や柄を合わせて買ってきてしまうとお手軽ですね。
色や柄なんですがお好きな物を選んでいただいて構いませんが、作ってみた時にやはり柄と無地が半々くらいの割合いで入っている方が初心者には布合わせしやすいかなと思いました。布の色も一色だけ目立つ色や、ハッキリした色合いの中に一色だけ淡い色を合わせるとそこにばかり目が行ってしまうので、その辺りも考慮しながら全体的に同じトーンで仕上げるとまとまった雰囲気になります。
柄布も、柄のどの部分が出るといいか、ボールのサイズと出したい柄が合うかどうかを確認しておきましょう。使いたい柄布があっても、小さく裁断してしまったら柄を生かしきれなかったという事になると残念なので、あくまでも使うサイズを考えてからその中に出したい柄が納まるかも頭に入れながら選ぶと失敗がありません。
型紙の取り方
手芸店で買ってきた手まりを作る用の発泡スチロール球なんですが、所々にライン上にくぼみが入っていて、布を貼り付けた後に打紐をラインに沿って貼り付けていきます。
普通の発泡スチロール球でもできますが、その場合はあらかじめ打紐を貼る部分に切れ目を作っておく必要があります。打紐のおさまりなども考えるとこういうタイプの発泡スチロール球を買ってきた方が作りやすく手間が省けるのでおススメです。
型紙を取っていきますが、球場になった物の型紙を取るって結構難しいんです。最初は薄手の紙でやってみましたが紙が上手くカーブに沿わないので上手くいきませんでした。そこで使ってみたのがティッシュペーパーです。
鉛筆を用意してティッシュペーパーを玉に這わせたら、くぼみに合わせて鉛筆でラインを付けていきます。その後ティッシュペーパーをラインに沿ってハサミで切り抜けば型紙の出来上がりです。
布の貼り付け方
型紙に沿って布を裁断しますが、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。ちりめんはある程度伸びるので多少はごまかすことができますが、小さく切り過ぎて後で布が足らないよりは、若干大きめで余分な布を後で処理した方が良いです。
発泡スチロール球のくぼみに切れ目を入れていきます。カッターでもいいですが、私は写真のようにダイソーで買ったペーパークラフト用カッターを使ってやってみました。思いっきり差しても切れ過ぎることが無いので安心です。
次は布を貼り付けていきますが、ちりめんは水分を吸収すると縮む習性があるのでボンドを付けるのは枠にあたるくぼみ部分だけです。これもダイソーで買った普通の木工用ボンドです。
1枚貼ってみました。両端を付けた後に真ん中を付けて布が一方に偏らないように気を付けながら全体的に付けていきます。
目打ちを使って、くぼみからはみ出た分の布を先ほど入れたくぼみの切れ目に押し込んでしまいます。
端に布が余ってしまっても目打ちで布を入れてしまいます。この部分は最終的にすべての布が集まる所なのであまりたくさん布が余る場合はハサミで切って、しまい込む布の量を調整してください。
端を少し切って入れ込みました。
2枚目も同様にして貼り付けていきます。
2枚目も付け終わりました。
ところが…3枚目を付けたら布が足らなくなってしまいました!ピンチ
同じ型紙を使っても裁断の最中に布が少しズレてしまったりする事もあるので、こんなことになってしまう場合もあります。明らかに布が足らない場合は仕方ないのでやり直しという事になりますが、これくらい↑の程度なら打紐を後で貼り付ければごまかせます。
中央の所は後で金具を付けるので丁寧に処理していませんが、紐で吊るして飾らない場合は中央に布を丸く切って貼り付けると手まりらしさが良く出ます。
3サイズの手まりが出来上がりました。
中央は布をきちんと入れ込んでいない状態です。もちろんきちんと入れてもいいですが、今から打紐を通すための通り道を長い針を使って開けていくので、結局キレイに処理してあっても再び布が出てきてしまうかと思います。
上の写真のように紐で3つの手まりをつないで飾る予定です。打紐を球の中心に通したいので長い針を使って通し穴を作ります。
実は大きいサイズになればなる程、直径の長さが長くなるので中央を通しずらいです。カッティングマットの上に置いて真上や真横から挿し位置や角度を何度も確認しながら差し込みました。上の写真は貫通した所です。もし紐で吊るさない場合はこの作業は必要ありません。
今度はくぼみの所に打紐を貼り付けます。ボンドをライン上に付けたら打紐を付けて下さい。
完成です。
すでに球の中に打紐の通り口が出来上がっているので周りに付ける打紐は切らずにぐるぐる巻きました。せっかく作った通り道をふさいでしまいますが、後で少しずらして打紐を通していきます。
リリヤーンで作るタッセルの作り方と吊るせるようになるまでの仕上げはコチラ↓の記事です。
タッセル作り方をリリヤーンで紹介!ちりめん手まりの仕上げに最適
作った感想
作品が大きい割には簡単で、かなり見栄えがします。針で発泡スチロール球に打紐の通り口を通すところ以外は小学生もできそうな感じなので、自由工作の作品作りとしてもおススメできます。打紐が通せなかったら、そのまま吊るさないスタイルで手まりとしてカゴに入れて飾っても素敵ですね。材料費もかからないのも嬉しいです。
それではまた次回。