こんにちは。愛花です。
海外生活に挑戦してみたい方は日本にもたくさんいると思いますが、未知の世界だったりして迷う人も多いはず。
大変だろうな…でもやってみたい…どこまで覚悟があったら大丈夫?
……それはどれだけ考えてもわからない事です。
でも考えずにはいられない、それほどの人生を左右するビッグイベントですよね。海外で憧れの生活をしている自分……笑顔です。
私もアメリカ人の主人と結婚する前から海外生活を夢見ていました。なので、ほんの一例ですが自分の経験なら心情も交えてお伝えできるので、アドバイスも含め海外生活の参考として頂ければと思います。
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私の海外生活
私はこれまで何度も書いてきた通り私はマレーシアに6年住んでいます。
そして今の生活でお友達は少数で、ほぼいないに近いくらいです。
ホームスクールをしているので一日中3人の息子達に囲まれて、それなりにやる事も毎日あって、退屈している暇はありません。
でも元々1人で過ごすのも嫌いな訳ではなく、人混みより静かな所の方が好きなタイプです。
とは言っても、最初の頃はやっぱり大変な時期もありました。
海外生活で困ること
語学力の無さ
日本に居れば特別にお友達と約束してどこかに行くわけではないけれども、子供の幼稚園や学校でお母さん同士で話す何気ない会話だったり、ゴミを捨てに行った時に近所の人と挨拶……
電話でのやり取り、テレビから聞こえる声、知らない人が話している会話、ふと目にした雑誌の内容、買い物で店員さんに質問……
語学力が無いとそういうのが一切わからないですから。
語学留学される人の一番大変な所もここじゃないですかね?喋る気あっても喋れなくて、ちょっとした会話でさえも日常生活に無い、見るもの聞くものわからないという状態。
喋れるけど喋らないのと、喋りたいけど喋れないというのは、同じ「喋らない」でも精神的に全く違って、体験するとその違いに改めて驚く程です。
自信は無くなるわ、会話が成り立たないから人と会いたくなくなるわ、自分の暗い部分と向き合わないといけなくなるわで、うつっぽくなる人の気持ちわかるなって感じです。
食べたいものが食べたい!
これは誰だって毎日することですから切実ですよね。旅行とかの短期間だったらいいんですよ。その国の食べ物を気楽に思いっきり楽しめるわけです。
でも何年も住むってことになると、やっぱり自分の嗜好にあった食べ物っていうのが恋しくなるんですよね。それが日本だったら安く簡単に手に入るものであったとしても、海外だったら倍以上の値段かもしれないし、手に入らないかもしれないですよね。
だから自分で作れるものなら頑張って作っちゃいますが、そもそも材料が手に入らないとかレストランがないとかになると、代用したもので満足するようにするか、どこかから仕入れないといけません。
Amazonの海外発送だったり、海外の会社でもいろんな国の食べ物を扱っていて世界に発送してくれる会社もあるし、自分の近くのお店で取り寄せてくれるか聞いてみたり、日本の親族に頼んで送ってもらうなど。
考え方の違い
やっと海外でお友達ができた、話せる相手ができたと喜んだ矢先に、相手の言動にショックを受けるような出来事が起こったとしましょう。
あなたは動揺したり、怒り爆発になったりするかもしれません。
でも元々の考え方が違うので「納得できなくて当たり前」という前提で対応をしていかないと、いちいち相手の態度に反応しながら生活しなくてはいけないし疲れます。
批判的な意見を聞く覚悟
外国人は周りにお構いなく、空気を読むことも無くハッキリものを言う事があります。批判的な事もあります。その内容は個人的なものから政治、宗教、国民、文化、歴史など「日本人」として聞かないといけない時もあるかもしれません。そしてそういう時はあなたなりの意見を言う事が必要になってきます。
和を乱さないようにする日本の文化と対照的で慣れないかもしれませんが、黙っているのは逆に相手に失礼です。相手を説得するというよりは自分の意見を申し上げるというスタンスで、自分の中に意見があることをアピールしましょう。
もしくは、「わからない」「興味が無い」時もその旨を伝えましょう。理由が言えれば尚いいですね。黙っているよりマシです。
ちょっと大変な事ばっかり書いてしまって、気分が沈んでしまったかもしれませんが、それに見合う、もしかしてそれ以上の経験もできます。
海外生活で磨かれた事
人の目を気にしなくなる
海外には個性的で、その個性を全面に押し出したみたいな人がいっぱいいますから、人の目を気にするのがちっぽけな事のように感じてきます。
年齢だったり、性別だったり人からどう思われるか気にならなくなってくると、本来の自分が出しやすくなります。自分に正直になれます。
日本の素晴らしさを再発見できる
日本には素晴らしい場所や技術、食べ物、人があります。でも普段からその中で暮らしているとそれが当たり前になってわかりにくくなります。そうするとその環境への感謝とか感心って忘れがちになるんですけど、一旦海外に出て比べる材料ができると、改めて日本人としての誇りを感じることができます。
語学力が身に付く
日本に居る時はアメリカ人の主人がいても、英語が話せなくても困ることはありませんでした。ですが海外に出ると日本語は通じません。英語を話さざるを得ない状況となるわけです。自分に甘い人ほどこんな環境を日本で作り出すのは難しいでしょう。
でも、困る時は上達する時です。何とかして自分の持つボキャブラリーをすべて使って相手に伝えないといけません。そして、伝わらなかった時悔しくてその単語を覚えるわけです。反対に伝わった時嬉しくて、その言い回しが自分のものになるんです。
ライフスタイルの選択肢が増える
海外生活する前までは、国を渡って移動する事や外国人とコミュニケーションとることはとてつもなく大きい事のように感じていましたが、それができるようになってくると選択肢が増えて考え方も柔軟になってきます。
今まで決まった考え方しかできなかった事が違う視点から物事が捉えられるようになって自分の好きな選択をすることで、流される人生から選ぶ人生に変わっていきます。
たった1度の人生ですから、こんなことしたかったっていう「夢生活」送りたいですよね。そのためだったら、大変な事も乗り越えるパワーが出てくると思いませんか?
それではまた次回。