こんにちは。愛花です。
昨日はお友達に連れて行ってもらい買い物に出かけました。
マレーシアに住んで6年経ちますが海外生活に慣れてきたとはいえ
買い物はまだ困ることがあります。
それは何かと言うと、「専門店が見つかりにくい」ということですね。
恋しい専門店
私は普段の食品の買い物は大きなショッピングモールに行くことが多いです。時々新鮮な野菜やフルーツを求めてマーケットへ出かけたりしますが、できるだけ一箇所で済ませたいという気持ちからです。
ほぼなんでも揃うショッピングモールですが、特定の何かが見つからなかったりすると他にどこへ探しに行ったらいいのかわかりません。
例えば私はちりめん細工が趣味なので、ちりめんの布をマレーシアで買えることを期待しているわけではありませんが、その他のパーツ(土台部分とか飾りのピースなど)だったり、主人の好きな日曜大工の材料だったり。
DIYというお店がチェーン店であるんですけど木材は見かけませんし、取り扱い商品の種類が限られています。まるでドラッグストアーがスナックや化粧品などを売ってるみたいに、DIYではおもちゃや食器などが売られていて、日本のホームセンターのような所は一度も見たことがありません。
なぜ見つけにくいのか?
でもマレーシアには小さいお店がまだいくつか健在していて、そういうお店のどこかにありそうな気がするんですが、何せ看板もマレー語や中国語で書いてあったりそれっぽい雰囲気も醸し出していなかったりすると、たどり着くのは至難の技なんです。
それから困るのが駐車場。なぜか商売をやっているのにそういう商店街みたいな小さいお店は駐車場が確保されていない。だから路駐ということになるんだけど、路駐のスペースに対して店が多いのか、お客さん以外の人がいつも駐車スペースを使ってしまうのか、理由はわからないけど運が悪いと結構歩かなければならない。
あとは、日本ならきっとアプリで簡単に検索できたり口コミで情報が入ってきたり新聞の折込チラシで見つけることも可能だけど、マレーシアで地元の人とのネットワークが出来上がってれば別ですが、そうでもないと詳細な情報は入りにくいです。ちなみにマレーシアでは新聞には折込チラシはなくて、新聞に広告が掲載されています。
小さいお店の面白さ
日本人や私の主人のように白人が地元の小さなお店に入ると、一瞬違和感を感じるし、「もしかしてボラれるかも…」という気もするんですが、行ってみると以外に楽しいです。
お店の外見も中もボロボロみたいな所も多く、それが一つの足を遠ざける原因なんですが、勇気を出して入ってみると結構お買い得なものが置いてあったりしてウキウキしちゃうこともあります。
私は業務用サイズのお得買いが大好きなんですが、スーパーで売っているのはどれも普通サイズ。…もっと大量に安く買いたい!
私の主婦魂は羞恥心を超えて、中国語しか話さない店員さんにも英語で無理矢理やりとりできてしまうのです。普段こんな値段で買えない、今買わないと!です。
そういう小さなお店は値段が書いてなかったりもするので、確認しましょう。そして普段から品物の相場を覚えておくと、よりお得に買えますね。量り売りも多いマレーシアなので、単位を決めて携帯などに保存しておけば混乱せずに済みます。
気に入ったお店を見つけたら、お店の人と仲良くなりましょう。笑顔で挨拶するだけでもいいし、「元気?」くらい声をかけてあげてもいいですよね。コミュニケーションをとっておけば、聞きたいことがある時やもしかしてちょっとしたお願いだったら聞いてくれるかもしれません。
それでも欲しいものが見つからない!
そんな時もあります。っていうかそんな時だらけです。笑
日本の常識は海外の非常識、仕方ありません。
違うもので代用できないか考えてみましょう。本来工夫するのは日本人の得意とする所だと思っています。知恵を振り絞る練習です。
ネットで探してみるのもアリですが、サイトが英語だったり、返品や交換も覚悟の上で行った方がいいですね。よくあることなので。
質にこだわりたいものや探す時間が惜しいときは日本で注文するのが早くて確実ですね。その分だけコストがかかりますが、欲しいものが確実に手に入る安心感があります。
旅行者にもオススメです
海外にしばらく住んで見ないとわからない買い物事情ですが、そうやって周りに注意を払いながら新しいお店を発見するのも楽しみの一つです。
そして買いたかったものがお得に買えたとき、日本だと高くて手が出なかったけど海外で安かったときなどは、普段味わうことができない勝利感を得られますよ。
旅行でマレーシアに来たら、住人を装って小さいお店の探検をしてみてはいかがでしょうか?ガイドブックに載っていないお店へ勇気を持って突入!掘り出し物や新たな発見あるかもです。
アジアに来たって実感湧くこと間違いなしです。
それではまた次回。