こんにちは、愛花です。
今回は大人用着物かんざしを手作りです。
淡い色の着物に似合う上品な雰囲気なので
訪問着や付け下げ、色無地の着物に似合います。
子供用のかんざしを手作りした記事
紹介したものと同じ生地で作るので
親子でお揃いのかんざしが出来ます。
使用した生地はピンク色がメインの
梅柄のハギレです。
雰囲気の合う和布か一越ちりめんで
作るといいですよ。
布が無地なら着物の色から同系色を
3色くらい選ぶとまとまった感じになります。
花の種類別に紹介していきます。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
花大サイズ
まずは花大サイズの材料と作り方です。
花大サイズ材料
ピンク(柄を含む)3㎝…16枚
土台用布直径4㎝…1枚
土台厚紙直径3㎝…1枚
土台厚紙直径2㎝…1枚
手芸用ワイヤー6㎝…1本
中央飾り
花大サイズ作り方
この花だけ剣つまみで作ってあります。
土台の作り方も
説明してあるので参考にしてみて下さい。
剣つまみした花びらを対角線上に
順番に付けていきます。
最初は8枚でその花びらの間に残りの8枚を
差し込む感じです。
下の写真は最初の8枚が終わって
対角線上に次の4枚を付けたところです。
柄を利用して赤い色をかためてみました。
無地の布を使われる場合は、
部分的に色を変えたり
交互にしてみたりして
デザインを楽しんでくださいね。
中央の飾りはお好きなものを使って下さい。
パールだと清楚なイメージになりますよ。
花中サイズ二重
花中サイズ二重材料
ピンク色2,5㎝…8枚
白色2,5㎝…8枚
台紙用布直径3㎝…1枚
台紙用厚紙直径2㎝…1枚
台紙用厚紙直径1,5㎝…1枚
手芸用ワイヤー6㎝…1本
中央飾り
花中サイズ二重作り方
こんどは丸つまみ二重ですが
布が薄かったので2枚の布のサイズを
同じにしてやりました。
生地が厚かったりやりにくい場合は
外側に来る布のサイズを5㎜大きくしてください。
2枚の布をそれぞれ三角に折って重ねます。
今から丸つまみをしますが
手前の布が最後に外側に来ますので
今回はピンクが手前、白が後ろです。
パタンと右から左に倒したら
またピンセットで挟みなおしてください。↓
今度は左からピンセットを布で挟むように
折り返してください。
布の端を切りそろえて
ボンドを付けて乾かしてください。
できた花びらを花大サイズ同様に土台に
付けていってください。
花小サイズ二重
花小サイズ二重材料
白色2㎝…5枚
赤色1,5㎝…5枚
台紙用布直径2㎝…1枚
台紙用厚紙直径1,5㎝…1枚
台紙用厚紙直径1㎝…1枚
手芸用ワイヤー6㎝…1本
中央飾り
花小サイズ二重作り方
これも丸つまみ二重ですが
2枚の布がサイズが違うバージョンです。
赤い布と白い布をそれぞれ三角に折ります。
手前が白で、奥が赤になるように
ピンセットで挟んでください。↓
ひっくり返すとこんな感じ↓です。
右から左にパタンと折ります。
ピンセットで挟みなおしました。
ピンセットを挟むように折り返してください。
赤い布が小さくて、ピンセットで挟んでも
ズレやすいので白い布サイズを5㎜大きくして
覆うようにしました。
布端をハサミで切ってから
開いてこないようにボンドでしっかり接着させます。
半乾きになったら、底部分を開いて
花びらの形を整えてから土台に接着します。
花中サイズ
花中サイズ材料
ピンク色(柄含む)2,5㎝…12枚
台紙用布直径3㎝…1枚
台紙用厚紙直径2㎝…1枚
台紙用厚紙直径1,5㎝…1枚
手芸用ワイヤー6㎝…1本
中央飾り
花中サイズ作り方
全て丸つまみにします。
今度は花びらが多いので、
生地が厚くて入らなそうと思ったら
枚数を減らして下さい。
対角線意識しながら
バランスよく土台に接着して下さい。
組み立て
パーツが出来上がったので
Uピンを大小各1本ずつと黒糸を用意します。
花中サイズは小さいUピンへ付けます。
それ以外の花は底から出ているワイヤーを
2~2,5㎝のところで少し曲げます。
三角形の位置に花が来るようして
バランスを見ながら黒糸でUピンに付けます。
この方法も七五三のかんざし作りの記事に
載せてありますので参考にして下さい。
出来上がりです。
作った感想
七五三のかんざしを作った布で
親子でお揃いのかんざしを作ってみました。
赤、白、ピンクでも可愛くなりすぎずに
大人が使えるデザインにするポイントは、
・大き過ぎない
・剣つまみをメインにする
・枚数を増やしたデザインにする
色が可愛い色合いの時は、デザインで
大人っぽさを演出するのがおススメです。
七五三の時だけでなく、入園式や結婚式に
着物で出席する時にも使えますね。
着物にピッタリのかんざしを
作ってみて下さいね。
それではまた次回。