こんにちは、愛花です。
今回は、オーガンジーを使ったバラ付きリボンバレッタの作り方です。
女の子の可愛い髪飾りとして、結婚式などのパーティーや発表会、七五三にも使えそうです。中央のバラも手作りです。
先日買ったたっぷりあるオーガンジーを使ってみたくてリボンにしてみたんですが、オーガンジーはまるで生き物みたいに弾力性があって、布が動きやすくて扱いにくかったですがポイントを抑えれば大丈夫です。笑
下記クリックでお好きな所へどうぞ
リボン部分の作り方
まず作りたいリボンの大きさによって長さを決めていきますが、布を重ねた方がボリュームも色も強くなるので、布の端を内側に入れ込んで作ります。ほつれ処理もしなくていいので簡単です。
下の写真は上と下の端を中央で合わせて、さらにその中央線で半分に折ったところです。
布のサイズは完成の大きさに合わせてですが、割合としては以下です。
縦…リボンの縦幅の4倍
横…リボンの横幅の2倍(中央の縫い代部分を少し余分に取ってください)
右と左の両はしを中央で合わせて糸で縫います。
中央でつまんでリボンの形にしたら、一旦糸で縫って固定してしまいます。オーガンジーは折れ線もつきにくいし布がズレるのを防ぐためです。
私はその上から同系色のリボンを巻いて糸で縫いましたが、同じオーガンジーでやる場合は、切った端がほつれてこないように内側に折り込んで巻いてください。
リボンの完成です。
このままでも可愛いですが、もっと豪華にしていきますよ。
バラ部分の作り方
今回バラに使用した布は、ハギレ売り場で購入したもので種類ははっきりわかりません。スカートなどの裏地に使うようなサラサラした触り心地のものだったので、ポリエステルかと思います。
厚紙に花びらの形を描いて切り抜きます。
今回は3㎝・4㎝・5㎝の正方形の中に適当に描きました。少しラインがズレても自然な感じが出るので問題ないです。
それぞれの台紙に対して5〜7枚の布を切ります。布を重ねて置いて一気に切ると早く出来上がります。(花の個数や使う花びらの枚数で調節してください)
ここが楽しく難しいところですが、花びらの端を熱で処理します。
注意:もしものために近くにお水を用意しておきましょう。
何枚か練習してみるとだんだんコツが掴めてきます。布の端が少し色が濃くなる程度でいいです。
ポイントは、炎の真上ではなく「サイドから炎スレスレのところを素早く2〜3回」です。炎に触れると布が焦げて黒っぽくなってしまいますので気をつけて下さいね。
オーガンジーも試してみましたが、布が縮んでしまったり焦げやすかったりで難しかったです。
花びらの準備ができました。
それを今度は重ねながら糸で縫って固定してください。
バラの完成です。
バラとバレッタの付け方
バラをリボンに付けるとき今回は糸で縫って留めましたが、バラ部分を造花などで代用する場合はボンドで接着してもいいと思います。
サイドに見えてしまう縫い目も後から布を貼り付けてしまうので心配なしです。
今度はバレッタとリボン部分をボンドで留めます。
フェルト生地などの少ししっかりした生地にボンドをつけて、バレッタの一部にくぐらせてからリボンにしっかりと接着させます。
この時に布のサイズを縫い目などが隠れるか確認してから決めてください。
私はフェルト生地が見当たらなかったので同系色のちりめんを使ってみましたが、縫い目を隠すのにはフィットして伸びもよく使いやすかったですが、バレッタの固定が布が柔らかすぎてイマイチだったので、縫い目を隠すようの布とバレッタにくぐらせるようの布と使い分けた方がいいと思います。
完成です。私は隙間を埋めるのにビーズを使ってみましたが、羽や大きなパールなどを使っても素敵だと思いますよ。
感想とポイント
今回はオーガンジーと格闘してみたり、布を炎で炙ってみたり、楽しいことをやって遊んでしまいました。私の住むマレーシアは1年中暑いのでシーリングファンをかけっぱなしですが、火を使う時は炎を安定させるためシーリングファンを切って作業していたので、ちょっと暑かったです。(笑)
私はリボン部分のオーガンジーを大きな布の状態から作ってみましたが、幅の広いリボンを使えば端の処理の心配がなくて簡単だと思います。
バラ飾りは熱で端の処理をすると同時に布が少しカーブしてくれて、まるで本物の花びらのような表情になってくれるので、そのまま使うのと違ってくると思います。是非挑戦してみてください。
難しかったところは、「どうやってバラ飾りをリボンにつけるか?」というところだったのですが、バラの布が柔らかいのでボンドなどで接着してもズレてくるのでは無いかと思い、一番安全な「糸で縫う」方法をとりました。こうすると付けたい位置で固定してしまえばいいので、花の向きが安定して落ちる心配もありません。
バラ部分は落ち着いた色の布を使えば、熱で処理した部分が多少黒くなってもわかりにくいので、アレンジすればコサージュなどにも使えると思います。
それではまた次回。