こんにちは。愛花です。
今回は初心者も出来る簡単アクリルタワシの作り方です。
ダイソーでアクリル毛糸を見つけたので、かぎ編みでアクリルタワシを作ってみます。
アクリルタワシは洗剤を使わなくてもピカピカになって、食器用スポンジの代わりやお風呂掃除など家中のお掃除に活躍してくれるエコアイテムです。
小さいので比較的短時間でできて簡単なので、小学生の夏休みや冬休みの工作にもいいですね。一緒になぜ汚れが洗剤無しでも落ちるかや、何に使ってどのくらい汚れが落ちたか実験すると、説得力のある内容になります。
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アクリルタワシの作り方
アクリルタワシでも編み方によっていろんなデザインができますが、今回は編み物が初心者でも作れるものをという事で丸型にしてみました。
四角だと横がガタガタになってしまう場合もありますが、丸型ならその心配も無用です。
最初は毛糸の張り具合が安定せず、編み目がきつくなったりゆるくなったりしてしまうと思いますが練習するうちに慣れてくるので頑張って下さいね。
材料
アクリル毛糸(今回はダイソーで赤色)
かぎ針(7号)
ハサミ
作り方
今回は円型で作りますので、最初に作る中央の輪を中心として広げていきます。
・中央に輪を作ります。
輪を小さくしたいので、ペンなどに2回転巻き付けて取ると上手く出来ます。
・下の写真は持ち方の基本です。
左手の人差し指に引っ掛けてある毛糸の張り具合で、網目をキツくしたりゆるく編んだり調節できます。
毛糸の張り具合を調節するもう一つのポイントがあるのですが、それは小指と薬指で毛糸を挟む力の強さです。
慣れてくると自然に余計な所に力が入らなくなってきますが、最初は編み目に集中するあまり力が入って小指と薬指からの毛糸が送られて来ず編み目が固くなったりしがちです。
力の入れ具合は練習あるのみなので、最初だけ忍耐強く頑張りましょう!
・1周目~コマ編み~
左手の親指と中指で編む所を挟んで固定します。
かぎ針が入っていく所の近くで挟むとやりやすいですよ。
私の場合は右手の親指と人差し指で棒を持って、中指は毛糸を引っ掛けたり輪から抜く時などにかぎ針に指示を与えるような感じで、司令塔的な役割を果たしています。
・中央の輪にかぎ針を指して毛糸を引っ掛けた状態で輪から引き抜きます。
輪を通す時左手の親指と中指で輪がズレないようにしっかり固定させておきましょう。
・引き抜いた状態です。
・今度はそのまま(輪を通さず)毛糸を引っ掛けます。
・引っ掛けた毛糸を引き抜きます。
これが立ち上がりの鎖1目になります。同じように6回繰り返してください。
・1周目が終わりました。
6目~7目でスタートするのがオススメです。
ちなみにこの編み方は「コマ編み」です。
・2周目からの目の増やし方です。~コマ編み2目編み~
1周目が終わったら、立ち上がりの1目を鎖編みして下さい。
今度は上の写真のまち針が入っている所にかぎ針を指します。
・毛糸を引っ掛けます。
この後引っ掛けた毛糸を引き抜きますが、全部引き抜かずにまち針が入っていたループだけ引き抜きます。
・引き抜いた状態です。
・もう1度同じように毛糸を引っ掛けます。
今度引き抜く時は全部引き抜いて下さい。
・引き抜けました。
・さっきと同じ所にかぎ針を指します。
1目でかぎ針を指した所と同じ所にもう1度かぎ針を指して、同じ様にコマ編みをしていきます。
・かぎ針を指して毛糸を引っ掛けます。
・引っ掛けたまま指した所を引き抜く。
・もう1度引っ掛けて抜きます。
・目が増えました。
同じ目に2目コマ編みをしたことによって、目が増えました。
2周目はこのコマ編み2目編み入れる方法でやって下さい。
・編み図です。
最初1段目に6目入れた場合の編み図ですが、7目入れてもそれぞれの段でのパターンを同じにすれば大丈夫です。
例えば上の写真の例でいくと
1段目…6目 コマ編み
2段目…12目 コマ編み2目編み
3段目…18目 コマ編みとコマ編み2目編みの交互
4段目…24目 コマ編み→コマ編み→コマ編み2目編みのパターン
5段目…30目 コマ編み→コマ編み→コマ編み2目編み→コマ編みのパターン
6段目…36目 コマ編み→コマ編み→コマ編み→コマ編み→コマ編み2目編みのパターン
・印を付けるとわかりやすいです。
編んでいる間に「あれ?今どこだっけ?」という事になって、どこで1周が終わるかもわからなくなってしまうので、1周終わって立ち上がりの1目の鎖編みを編んだら糸を通す等して印を付けておくと助かりますよ。
・編み終わりました。
私は6段目が終わった後、もう少しだけ大きくしたかったので7段目をすべてコマ編みで目を増やさず追加しました。
丸ならこれで出来上がりですが、私は花のデザインが可愛くて好きなのでこのまま続けます。
次の記事で花びらと引っ掛ける時に便利なループ付け方も紹介するので良かったら参考にして下さい。
・ヒモの処理
上の写真は最初の中央からの毛糸を処理したところです。
はみ出た毛糸を目に沿って縫うように入れ込んで隠してしまいましょう。すぐほつれたりしないように数回入れ込んだら、その後は切っても大丈夫です。
まとめ
ダイソーで買ったアクリル毛糸で作ってみましたが、1玉で何個もアクリルタワシが出来ます。同じ色でもデザインを変えたり大きさを変えるだけでお揃いの可愛いお掃除アイテムが完成しますね。
何個も作って最初はコースター代わりに使ってから掃除に使い回すのも良さそうです。
アクリルタワシは編み物初級者にピッタリで、仮に最初から上手く出来なかったとしても、掃除として使うならショックからも早く立ち直れそうですよね。(笑)
最初は網目を揃えて編むことを練習するといいですよ。
小学生も練習すればできるので、自由研究の工作や手芸でトライして下さい!
小学生もできる手芸オススメ記事
それではまた次回。