こんにちは。愛花です。
今回はつまみ細工の花びらを二重にして作る花で「母の日」の手作りプレゼントとしてアクセサリーを作ってみます。見た目もシンプルで作り方も簡単です。
私の母は70を越していますが、娘の私が言うのもなんですがとても若く見えます。和布が大好きでタペストリーや小物を作るのが趣味です。そんな母に和布で身に付けるものを作ってあげたら喜んでくれそうと思い作ってみました。
デザインもいろいろ考えたんですが、
・普段使いに気軽に使って欲しいこと
・小柄なのであまり大きすぎないもの
・派手すぎず地味すぎないこと
・いろんな使い方(服に付けたりバッグに付けたりなど)ができること
ということを意識して決めてみました。
下記クリックでお好きな所へどうぞ
二重花びらの作り方
無地の布5㎝と柄の布4.5㎝を使っていきます。
1、それぞれを三角に折り、ボンドで留めます。
2、輪が上に来るように持ち替えて頂点同士で重ねます。
3、ひっくり返します。(柄の布が奥で、無地の布が手前を向くように)
4、ピンセットで挟み、手首を返すように半分に折ります。
5、輪が右、切断部分が上に来るように持ちかえ、柄の布から折り返します。折り返したい所にピンセットを当てます。
6、丸つまみ同様に、ピンセットを挟むように折って下さい。
7、無地の布の折り返したい所にピンセットを当てます。
8、今度は無地の布を柄の布を覆うように折ります。
9、先の方をボンドで留めて下さい。
柄布と無地布のサイズを変えたのは、外側に来る布が内側の布をきちんと覆えるようにするためです。
10、裏側はハサミで少し切って切りそろえボンドをつけたら、しっかり乾ききる前に二つに分けて下さい。
11、出来上がりました。
二重花びらで花作りと、いろいろ活用できる裏側
材料
無地布5㎝の正方形…5枚
柄布4.5㎝の正方形…5枚
無地布直径6㎝弱の円…1枚
厚紙…直径3㎝の円と直径4㎝の円
中央に載せる飾り(お好みで選んで下さい)
平ゴム9〜10㎝…2本
その他のつまみ細工に必要な道具はココをクリックして下さい。
作り方
1、二重花びらを5枚作って下さい。
2、バランスを確認した後、直径3㎝の厚紙の上にボンドで貼り付け中央の飾りもボンドでつけて下さい。
3、直径4㎝の厚紙を無地布の円の裏側に貼り付けます。ボンドつけすぎに注意!
4、平ゴムを底の厚紙に十文字にして縫って留めて下さい。
底の部分を花にしっかり貼り付けたら完成です。
活用アイデア
底の部分にゴムをつけておくことによって、いろんな用途に使えます。
例えば、後ろに紐などを通せばキーホルダーのようにバッグに付けたり、着物を着た際に帯留めとしても使えます。
写真のようにヘアクリップに直接付けてもいいですが、そうするとヘアクリップで留まるような所しか使えませんが、ゴムをかけておけばゴムの部分にヘアクリップを挟めばいいので簡単で取り外しができます。
服に留めるときはゴムの部分に安全ピンをつけてみたり、薄手のスカーフならスカーフリングのようにするのもおしゃれです。
写真はわかりやすいように白の平ゴムを使いましたが、生地に馴染む色を使った方が目立ちにくくていいですね。
まとめ
今回は「母の日」に贈るプレゼントとして作ってみましたが、色選びとデザインのバランスが難しいなと思いました。服につけることを考えたとき、せっかく綺麗にできても花にばかり目がいってしまうような色使いは避けたいものです。かといって、いかにも「おばあさん」というイメージになってしまうのも困るので、色を抑えつつデザインを少し可愛く中央のパールで華やかさを出してみました。
せっかく作るので気合を入れて作ろうかとも思いましたが、母も出かけることが少なくなってきたので気負いなく付けられるサイズとデザインにして正解だったような気がします。
もし作られる際は、どんな風に使うのか(身につける、飾るなど)好みの色、好きな花などを考慮に入れられるといいと思います。作ればなんでも喜んでもらえると思いますが、作る側の独りよがりになるよりも、気に入って使ってもらえるものを目指しましょう。
それではまた次回。