こんにちは、愛花です。
今回は桜のつまみ細工で髪飾りを作る時の花びらのコツやつぼみの作り方を紹介します。
可愛いですがほんのりピンクなので桜の品の良さが出ていると思います。卒業式の袴の髪飾りにしたりシンプルなワンピースにコサージュとして付けてもオシャレ度がグッと上がりますね。つまみ方が同じなので、同じことをするだけで見た目ほど難しくありません。
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つまみ細工桜の髪飾り
桜の花の作り方です。
「丸つまみ」というのに少しアレンジを加えた感じになります。作り方は以前の記事でも紹介しているので参考にしてみて下さい。
つまみ細工桜の作り方!卒業式の髪飾りや着物のかんざしにピッタリです
桜の花びらに入る前に土台部分についてなんですが、ワイヤーを付けるやり方にしておけば髪飾りの櫛に付けてもいいしクリップでもできます。ヘアークリップとピンの兼用タイプならどちらにも使えるので使い勝手が良いですね。かんざしにする場合のワイヤーの取り付け方が知りたい方はコチラ↓です。
七五三の髪飾りをつまみ細工で簡単手作り!土台から裏側画像アリ
つまみ細工桜の花びらを作る時のコツ
花びらを何枚か作っているうちにちょっとしたコツを掴んだので紹介します。今回使ったピンクの布は着物のハギレを使ったんですが、丸つまみをした後花びらの先の切れ目の様な所を表現するためにボンドを付けてピンセットでつまんでおりますが、つまむのはほんの少しで良いです。しかも挟んだところがくっ付いたスタイルでも良いんですが、くっ付いていなくても布に跡が残っている状態ならいいんだという事が分かりました。
例えば上の写真なんですが、ピンセットでつまんだ所に跡は付いていますが布同士はくっ付いていません。ボンドを少量付けて乾ききる前にピンセットを離すと摘まんでいたところが少し戻りますが、布に折れ目が付いている状態であればこのまましっかり乾燥させるとそれ以上の布戻りがありません。ですが、ハリのある生地や厚い布などを使うと戻ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
それからピンセットでギューッとしばらく摘まむと布に折れ目がしっかりつくので作品に繊細さが表現できて良かったかなと思いました。布によって違う事なのでお使いの布を決める時は薄めの布がおススメです。
つまみ細工桜のつぼみ作り方
花びらと同様の「丸つまみ」から作っていきます。
写真↑左は丸つまみした状態で、右は底部分を開いた状態です。両方ともこの右側の様にします。
花びらの裏側になりますが、両サイドにボンドを付けます。花びらが小さいので爪楊枝を使うとやり易いですよ。
その後両サイドを畳み込むようにして接着します。
花びらの丸くなっている所を接着した側(裏)に折り返します。
ひっくり返して表部分を見てみるとこのように↑なります。
今回は髪飾りに下がりのように垂らしたかったので紐につぼみを付けることにします。1つのつぼみを作るのに先ほど作った花びら2枚、紐、ガクとなる部分、テッシュペーパー少量を使います。
まず紐の先にテッシュペーパーを巻き付けます。抜けないようにボンドを付けてくるくる巻き、形が涙型になるように整えます。
テッシュペーパーを多く使い過ぎると、花びらを付けた時隠しきれず見えてしまってはいけないので小さめに作ります。緑のガク部分は布がギザギザになるようにハサミで切っておきます。
テッシュペーパーにボンドを多めに付けて花びらを接着していきます。表が外側に来るように気を付けましょう。
つぼみらしくなりました。このままでも使えますが、少し緑があるとより自然なつぼみに見えます。ギザギザに切ったガクの部分をボンドでつぼみの上に被るようにグルッと巻き付け接着します。
つぼみの完成です。
私はさらに透明なビーズを付けてみました。ビーズを付ける場合はあらかじめ紐にビーズを通してからつぼみを付けて下さい。
作った感想
今回は春らしい桜をテーマに作品を作ってみましたが、華やかだけど少し落ち着きのある感じを出したかったので色選びにこだわりました。一口にピンクと言ってもいろいろあって決めるのに迷いましたが、少しサーモンピンクの様な肌になじみの良いピンク色を選んでみました。最初はピンクだけで作ろうかと思っていましたがもっと薄ピンクの印象を出したかったので白も使う事にしました。やはり少し表情が変わってよりピンクが引き立ったと思います。
自分の出したいイメージに近くなるように色合いや無地、柄、花の大きさ、配列などを変えると、同じデザインでも自分だけのオリジナル作品になるので楽しんで作ってみて下さい。
それではまた次回。