こんにちは。愛花です。
今回は浴衣初心者が花火大会で困らないための準備です。
浴衣で花火大会に行くのは楽しみですが、着崩れ、下駄で足が痛くなったらせっかくの花火大会も気が気ではありません。お出かけ前に家で練習して、着崩れ防止とトイレでのチェックポイントや鼻緒ズレ対策をする事で安心して楽しめますよ。
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浴衣初心者の花火大会前準備
着崩れ対策
花火大会での恐怖をあげるとするなら、着崩れでしょうか。自分で着付けれる人でも花火大会ではトイレ混雑、おまけに床が汚くて直せれたもんじゃぁありません。そのためにも着崩れしにくい動作を覚えて防止策としましょう。
小股歩き
着崩れポイントでよくあるのは裾が長くなってくる事なんですが、大股で歩いているとどうしても裾の広がりが大きくなってきて腰ひもで縛っている浴衣の合わせが緩んできます。
そうなると、ズルズル下がってくるのが気になってゴムのゆるいパンツを履いて必死で落ちないように掴んでいる子供みたいな気持ちになりますよ。
そうならないためには小股で歩きましょう。
浴衣の着付けが終わったら、足をガリ股ににして膝を90度位曲げて少し動きやすくしておくのも効果的ですよ。
立ち座りのコツ
花火大会に行くとシートを持参して地面に座ったりする方もいると思いますが、立ったり座ったりする時も少しのコツで着崩れが防げます。
座る時…膝を曲げると、帯の中にしまってある浴衣の部分が少しずつ出てきて、立った時には前の丈が長くなりやすいです。ですので座る時に両手でモモ辺りの浴衣を少し上げてから膝を曲げて座るとだいぶ違います。
立つ時…浴衣の後ろをかかとで踏んでいないか確認してから立ちましょう。間違って踏んでいたりすると、腰ヒモで縛っておいた所からズルーっと引っ張る事になって悲惨な結果になります。
腕は肩からヒジまでは上げない
腕はヒジから先はご自由にどうぞですが、肩からヒジまではなるべく動かさない方が着崩れしにくいです。
花火会場でお友達や待ち合わせの人を見つけた時も「私ココよー!」と手を高く上げてブンブン振ってしまっては浴衣美人どころではありませんし、何より手をあげた事で胸辺りの布がタルミが出て襟ラインが崩れる原因やはだけた印象となります。
姿勢を正す
どんなに浴衣を上手に着ても着崩れはあるものなので、浴衣初心者には着崩れがあっても仕方ありません。でもその着崩れを気にして身体の変な所に力を入れていたのでは疲れてしまいます。
帯が下がってきたと思ったら持ち物に薄手のタオルを用意しておいて、帯と浴衣の間に挟みましょう。これをしないで帯が落ちないように腰を曲げ加減にすると姿勢が悪く見た目が良くないですし、後ろだけでなく前も崩れやすくなります。
トイレでのチェックポイント
花火大会会場は、トイレ混雑や狭かったり床汚れで心配事のタネです。でも行かないというわけにはいかないので、早目に浴衣を汚さずササッと済ませれるようにポイントをおさえ、家でも練習しておきましょう。
裾汚さないように
トイレに入る前に、まずクリップを用意しておきます。
中に入ったら、裾を両手で持って帯の上になるくらいまで上げて帯と一緒にクリップで止めます。
終わったらクリップをはずし、裾がキチンと降りているか確認して下さい。
着崩れチェック
着崩れが気になっているなら、直すのは今です。
襟のラインは整っていますか?
→直す時は身八つ口(脇の所)から手を入れて正してください。
裾は大丈夫?
→長すぎたら、腰ひもの中に入れましょう。どうにもならない時は安全ピンで留めます。
帯はキレイ?
→気がついたらペタンコになっていたり、曲がっていては後ろ姿が大ナシに。自分で見えない所だからこそ、トイレで確認を!
ヘアメイクポイント直し
彼とのデートだったりすると、なかなか鏡を見るチャンスもありません。花火大会が初デートという方もいますよね?そんな時に、メイクが崩れてマスカラが恐ろしいくらい目の下に付いてしまっていても彼からは言い出しにくいもの。
トイレで鏡チェックして彼を安心させましょう。
メイクチェック
花火大会は夜と言っても人混みで熱気があり結構汗をかいたりします。当然お顔もテッカテカで花火が自分の顔で反射できそうなくらいです。
テカリ→コンパクトパウダーで押えるようにしてテカリをなくしましょう。
マスカラやシャドウが目の下に落ちて、受験生も真っ青の寝不足顔みたいになっていないでしょうか?
メイク崩れ→コンパクトパウダーのスポンジの裏側で目の下の色味をサッと拭き取り、パウダーでカバー。
食べなれない露天の食べ物で口の周りがエラいことに…リップの代わりにリンゴ飴が付いていませんか?たこ焼きソースとか。
口周り→リップをつけ直ししますが、リップラインをペンシルタイプでかいておくと取れにくいし、最初からあまり濃い色を選ばないのもテです。
ヘアーチェック
髪飾りの位置は大丈夫ですか?崩れが気になったらピンで留めてしまいましょう。
歯チェック
意外と忘れがちなのが歯のチェック。リップはキレイに直したのに笑ったら歯に青のりが…なんてことになったら彼が笑いをこらえるのが大変になってしまいロマンチックなムードも大ナシです。
歯に付いているものはありませんか?
鼻緒ズレ対策
新品で使う場合もそうですが、ネット購入やセット買いで足に合っていなくてもそれを履く場合は特にしておいた方がいい鼻緒ズレ対策。
足が痛いのは、もう…本当に泣けてきますから絶対にしておいた方がいい対策です。
当日まで短時間でもいいので履き慣らす
草履も新品で履く時はそうですが、下駄も同様に履物を自分の足に合わせるように少しずつ記憶させましょう。花火大会まで毎日少しの時間でもやると違います。この方法が1番オススメです。
手で伸ばす
手を入れて鼻緒を浮かすようにしてみたり、鼻緒自体を手で揉んで柔らかくしておくといいです。ネット購入する場合は鼻緒の幅が2cm位あるものの方が足が痛くなりにくいので、そういう物をチョイスするといいですね。お店で買う場合は鼻緒の中身が綿で足に当たる裏素材が肌に優しいものの方がいいですよ。
乾電池や紙などを丸めて入れておく
鼻緒がキツイ場合は広げておくと随分履き心地が違うので、乾電池や紙などを丸めた物を鼻緒に挟んでおきます。心配なのは広げすぎると元に戻りませんので気をつけましょう。
当日はバンドエイドも持参
花火大会は電車で行く場合も多く駅から会場まで歩いたり、会場に着いてからも露店の辺りを回ったり場所取りに歩いたりと、結構歩く距離が長かったりします。途中で鼻緒ズレで足が痛くなってしまったら早目にバンドエイドを貼ってしまいましょう。我慢しても酷くなるだけです。
まとめ
花火大会は暑かったり、歩く距離が結構あったり、トイレが行きにくかったりで大変な事が多いです。浴衣初心者が花火大会を楽しむためには家での練習あるのみです。
浴衣で着崩れしにくい動作に慣れる
トイレでするべきチェックポイント
鼻緒ズレで痛くならない為の対策とる
花火大会が楽しい思い出になるように早目に準備をしましょう。
それではまた次回。